内容説明
死海のほとりの洞窟から聖書を照らす新たな光が放たれた。死海に存在した信仰共同体の根幹に存在したもの。迫りくる終末に向けた、緊迫感にあふれる祈りと法。原典からの初めての日本語訳。
目次
1 共同体規則文書(共同体の規則;ダマスコ文書;4Qダマスコ文書;ハラハーB 正義の道;共同体セレモニー ほか)
2 終末規定(会衆規定;戦い文書)
著者等紹介
松田伊作[マツダイサク]
1926年生まれ。2009年、没。東京大学文学部および大学院にて言語学を専攻。九州大学名誉教授
月本昭男[ツキモトアキオ]
1948年生まれ。専攻、旧約聖書学・古代オリエント学。東京大学大学院博士課程中退。チュービンゲン大学にてDr.Phil.取得。現在、上智大学文学部特任教授、立教大学名誉教授
上村静[ウエムラシズカ]
1966年生まれ。専攻、ユダヤ学、聖書学、宗教学。94‐98年、ヘブライ大学に留学。2000年、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野満期退学。2005年Ph.D.取得(ヘブライ大学)。現在、尚絅学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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