感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
25
突発性難聴になった時に感じた「他人はわかってくれない」という疎外感、「下平尾 しもひらお」という苗字の面倒くささ、お酒を飲み過ぎて駅の階段を転落して救急車で病院に運ばれたことなど、著者の妙に濃い人間性が実に面白いです。大変だとわかっているけれど出版の仕事が好きで、文学が好きで、ムチャばかりしているけれど、どこか愛されキャラな下平尾さん、共和国をずっと続けて下さい。あなたのような方が、日本の出版界には必要なのです。2025/11/20
かもめ通信
15
ひとり出版社「共和国」代表の著書。心の中であちこち突っ込みながらも、読み始めたらあっという間。満足感がある一方でなんだかちょっと申し訳ないような気持ちに。なぜってこれだけの内容を読みやすく書き記すのはものすごく大変だったろうと思うから。「共和国」樹立の経緯やひとり出版社のあれこれを結構真面目にでも面白く、為になる話や胸打つエピソードを織り交ぜながら、「架空実録」「架空インタビュー」「架空講義」と書き連ねるのも、読者にあの本もこの本も読んでみたいと思わせながら、自らの生い立ちと読書遍歴を語りあげるのも。2025/09/08
チェアー
5
本を書くこと、本を編むことの意義と魅力。「なぜ」である。問わずに最初からわかったふうな口をきいている本は願い下げだ。「なぜ」という無謀な問いを掲げて荒波に漕ぎ出している人の本を読みたい。2025/09/23




