中学生の質問箱<br> 思春期のしんどさってなんだろう?―あなたと考えたいあなたを苦しめる社会の問題

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中学生の質問箱
思春期のしんどさってなんだろう?―あなたと考えたいあなたを苦しめる社会の問題

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582839289
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

友だち、学校、家、自分自身……中高生の悩みは「思春期」だから? それとも自分のせい? スクールソーシャルワーカーの著者が中学生の素朴な疑問から考える。シリーズ第19弾。


【著者からのメッセージ】
思春期は難しい年頃だ
そう言われたり、言ったりしたことはないでしょうか。
思春期に子どもたちが抱くもやもや、しんどさ、イライラ。その難しさは「思春期」のせいでしょうか。ルッキズムや性差による役割の押し付け、理不尽な校則や指導、いじめ、環境による機会の格差……子どもたちをしんどくさせる要因は、実は世の中の側にあります。思春期の中にある子どもたちには「そのしんどさはあなたのせいじゃない」と、そして子どもと関わる大人たちには思春期のせいにせず子どもたちが見ているものを一緒に見てほしいと、そう伝えたくて書きました。


【目次】
はじめに
スクールソーシャルワーカーってどんなことするの?

第1章 学校が苦しいのはなぜ?  
1 決まりごとが苦しい 
2 人間関係が苦しい 
3 男女の決めつけが苦しい 
 
精神科医で子どものこころ専門医の井上祐紀さんにききました

第2章 子どもの権利ってどんなもの?
生きる権利/育つ権利/守られる権利/参加する権利

第3章 家が苦しいのはなぜ?
家が苦しいのには理由がある
「愛」を持ち出してくる大人には要注意

第4章 私が苦しいのはなぜ?
1 自分が嫌いだとしたら、まわりのせいかも
2 「すべき」より「したい」を大事にして

インタビュー
のぞこさん15歳/えいちゃんさん16歳/わださん15歳/さくやさん17歳

おわりに
相談先
 

【著者プロフィール】
鴻巣麻里香
KAKECOMI代表。精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカー。1979年生。外国にルーツがあることを理由に差別やいじめを経験する。ソーシャルワーカーとして精神科医療機関勤務、東日本大震災の被災者・避難者支援を経て、2015年非営利団体KAKECOMIを立ち上げ、こども食堂とシェアハウスを運営している。共編著に『ソーシャルアクション! あなたが社会を変えよう』(2019年、ミネルヴァ書房)。

内容説明

学校でも家でも苦しいのには理由がある。いじめ、不登校、虐待、ヤングケアラー…あなたを苦しめるものの正体を明らかにする。

目次

第1章 学校が苦しいのはなぜ?(決まりごとが苦しい;人間関係が苦しい ほか)
第2章 子どもの権利ってどんなもの?(生きる権利;育つ権利 ほか)
第3章 家が苦しいのはなぜ?(家が苦しいのには理由がある;「愛」を持ち出してくる大人には要注意)
第4章 私が苦しいのはなぜ?(自分が嫌いだとしたら、それはまわりのせいかも;「すべき」より「したい」を大事にして)

著者等紹介

鴻巣麻里香[コウノスマリカ]
KAKECOMI代表。精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカー。1979年生まれ。外国にルーツがあることを理由に差別やいじめを経験する。ソーシャルワーカーとして精神科医療機関勤務、東日本大震災の被災者・避難者支援を経て、2015年非営利団体KAKECOMIを立ち上げ、こども食堂とシェアハウスを運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

42
まだまだ研究不足な十代の脳。12歳の娘がいると色々と切実な問題です。今日は「わたし、あの頃の脳が理解できない」と自分から言っていた娘さん。そうだね、だいぶ落ち着いてきたように思います。…まだまだやらかすけど。読みながら「原因をつくっておきながら「反抗期だ」という親がウザイ」というようなコメントがあってドキッとしました。自分もそんな風に感じていたはずなのになあ…。2023/08/31

ムーミン

31
大人が経験してきたことを根拠に子どもに向き合わざるを得ないことの難しさ。大人の学び、想像力の重要性を強く感じました。2023/09/08

K1

14
声をあげないと助けてもらえない。声をあげたとしても必ずしも助けてもらえるとは限らないーというのが現実であるならば、生きづらさをきちんと世の中の仕組みのせいにする。コロナだから、思春期だからを理由にしない。子どもによいことをするではなく、害になることをしないがまず必要ですーに納得です。2023/07/29

hana@笑顔満開のわくわく探索人

5
大人の私もじっくり読んで考えさせられる、良書でした。「思春期」そのものの問題より、「思春期」ということばにかかっているバイアスの方が問題なのかな・・・。2023/08/10

遠宮にけ❤️nilce

3
インタビューを読みながら大人の問題が子供にそのまま押し付けられていると感じた。中でもわださんの怒りに満ちたインタビューがとても鋭い。大人は自分を強い生き物だと思わないで欲しい。(弱さの受容と効能)苦しさを個人の責任と抱え込むのではなく世の中のせいにして変えていくのが責任ある態度。などなど大人が自身らの問題から目を逸らした皺寄せが、不適切な環境を維持し、子供を苦しめていることがよくわかる。2023/09/02

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