内容説明
名著、復活。向坂くじらデビュー詩集、増補・新装版。
目次
星座
キッチン
玄関口
子どもたち
波のうつ部屋
窓
とても小さな理解のための
著者等紹介
向坂くじら[サキサカクジラ]
詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti‐Trench」朗読担当。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
55
【わたしの命/などという/大それたものが/わたしひとりのものであるはずがない(「ぶん」)】デビュー詩集。「二十七歳」:<きれいなものはみな/機能のためにきれいなのだ と聞いたことがある/ハサミは裁つために/聖堂は祈るために/羽は翔ぶために/役に立たないものは/役に立たないということのために>。「航路」:<かなしみは/宅配便ではないから/(悔みのように)/チャイムを鳴らして来たりしない/雪ではないから/屋根という屋根に白くかさなる/(羞恥のように)/ということはない/かなしみは臓器である>―― 好きだ……⇒2025/09/21
たっきー
8
デビュー作の詩集の増補新装版とのこと。あまり自分のなかに言葉が入ってこず。2025/01/26
イーナ
1
6/1紀伊國屋書店新宿本店にて購入。『夫婦間における愛の適温』でこの方を知り、都会の書店で買ったわけだけど、思っていたよりもハマれず……残念。2025/08/04
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