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内容説明
年収の三分の一をガチャに投じながら、無(駄金ではないと自分は信じている)課金を自称する主人公、群上立太(リッタ)は、ある日ガチャが信仰の対象となっている異世界へと転移してしまった。冒険者として生きることになったリッタは、はじめてのガチャでパラメータ等のUIを表示することができる特殊な指輪を手に入れる。そして現世でのゲーム攻略のノウハウや、ガチャで手に入れたアイテムを使い、この世界で初の『ギルド』の設営を目指す。これは後にこの世界に変革をもたらすある青年の物語である。
著者等紹介
白沢戌亥[シラサワイヌイ]
作家業を営むかたわらで、ゲーム会社で働くクリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
年収の三分の一をガチャに溶かしながら無課金を自称する青年が、ガチャが信仰の対象となっている世界に転移し冒険者ギルドの設立を目指す物語。―――無法に非ず、我等可能性の塊、未知を追う者なり。 ガチャ、それは幾つもの感情込めた叫びが飛び交う、複雑な文明。そんなどんなゲームにも付き物の要素を主軸に据えて綴られるこの物語は、気付くとクソゲーじみた世界の中で目的を果たす為に一歩ずつ前進する、そんな青年の姿が中々に熱い物語であり、冒険ものとして一定の面白さを持っている物語である。 次巻も早く読みたいものである。2019/11/05