内容説明
患者データ、投薬トリアージ、療養・栄養指導のツールから、院内ワークフロー、在宅指導の院外連携まで―糖尿病透析予防のアウトカムに必要な業務ノウハウを体系化。透析導入阻止事例、多数収載!
目次
第1章 糖尿病性腎症進行阻止の動向(糖尿病腎症進展阻止指導の方向性;腎機能は回復しないが、進行を遅らせることはできる ほか)
第2章 東金病院における糖尿病透析予防指導の実際(「疾病管理MAP」を使った糖尿病性腎症患者への指導介入を開始;2期以降患者の約6割の指導介入を実現 ほか)
第3章 糖尿病性腎症2期の重症化予防を見る(腎症2期の透析予防指導管理の臨床評価解析;腎症2期患者への「350点介入」の有無による評価 ほか)
第4章 糖尿病性腎症3期以降の進展阻止療法の最新知見(インクレチン製剤の動向;GLP‐1受容体作動薬「リラグルチド」の概要と投薬効果 ほか)
第5章 各職種におけるアウトカムの検証(腎症2期、3期どこから手を付けるか;腎症2期はアルブミンの上昇阻止、3期はeGFR下落阻止 ほか)
著者等紹介
平井愛山[ヒライアイザン]
1949年東京都生まれ。医学博士。日本内分泌学会内分泌代謝医科専門医。1975年千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院、国立柏病院等を経て、1996年千葉大学医学部内科学第二講座医局長に就任。1998~2014年千葉県立東金病院院長、2014~2015年千葉県病院局理事・千葉県循環器病センター理事を歴任し、2013年より一般社団法人日本慢性疾患重症化予防学会(JMAP)代表理事
松本洋[マツモトヒロシ]
1955年東京都生まれ。1979年慶應義塾大学法学部卒業。日本長期信用銀行、メディカル・プリンシプル社を経て、2011年より株式会社日本医療企画ヘルスケアソリューション事業部長、2013年より一般社団法人日本慢性疾患重症化予防学会(JMAP)理事・事務局長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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