ダイアローグ 〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄

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ダイアローグ 〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784910032122
  • NDC分類 520.21
  • Cコード C0052

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パダワン

7
①長谷川逸子 先日、ビッグサイトの展示会で長谷川逸子さんの講演を聞いた。大変仕事の出来る方で、菊竹さんや篠原さんにとても頼りにされていた。 出世作の湘南台はその造形からポストモダン文脈で語られることが多いが、この建築の意義は初の市民参加型(建築家と住民がワークショップを重ねて設計が進んでいく)の公共建築という事だ。今では珍しくないが、かつてはホモソーシャルの建築の世界で、建築家が市民の意見を聞くなどあり得ない時代だった。 市民の意見を愚直に聴き、設計がどんどん良くなっていった、との言葉が印象的だった。2025/12/28

パダワン

3
②原広司 原建築は結構観てきた方だと思う。 対談が行われたアトリエ・ファイの事務所も見学した。 これまでの断片的な印象が、より高次元で繋がり、塗り替えられた。対談ならではの肉声の嘘のなさよ! 集落の調査が原建築の何に反映されたのか?それは建築の普遍性だった。建築は出来事の集積だということ。 そして、博覧強記なだけですごいのだが、原さんはご自身で仰るくらい、本当にデザインが上手い方だったのだ。 作品は、作る人の膨大なインプットとオリジナルなフィルターからアウトプットされるという事を改めて感じる。2026/01/09

inoue

0
当事者である3名の建築家へのインタビューを通して、時代の記録を残すとともにポストモダニズムの再検証を行う本。加えて、建築を建てることがより困難、窮屈になっている現代において示唆を得ようとしている。長谷川に対する住民参加の方法や、原への巨大建築を複数実現できた理由といった問いから端的に表れている。それに対して足繁く地域と対話したという長谷川(話合いの場では巫女の様と所員が形容)、デザインが上手いんだよと要約する原がおり、理論化できるものではないが、その背後には現場で積み重ねられたリアリズムが想起される。2025/06/01

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