2022年の連合赤軍―50年後に語られた「それぞれの真実」

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり

2022年の連合赤軍―50年後に語られた「それぞれの真実」

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 03時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909979254
  • NDC分類 309.31
  • Cコード C0036

内容説明

「総括リンチ」の真相、逮捕者17人&死者12人の実像と、その後の人生を、元メンバーに直撃!

目次

はじめに 令和の日本でも生き続ける“連合赤軍”的なもの
Prologue 連合赤軍と「総括リンチ」事件とは―彼らは何を目指して闘っていたのか
Special Interview 1 山本直樹
Interview 1 加藤倫教
Interview 2 岩田平治
Interview 3 植垣康博
Interview 4 前澤辰昌
Special Interview 2 金子みちよ・吉野雅邦by大泉康雄(作家。金子みちよ、吉野雅邦の友人)
資料編―組織の「前史」から崩壊まで
おわりに “連合赤軍”的なものとの決別

著者等紹介

深笛義也[フカブエヨシナリ]
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。10代後半から20代後半まで、現地に居住するなどして、成田空港反対闘争を支援する。所属していたセクトの独善に嫌気がさして決別。30代からライターになり、「週刊新潮」の連載『黒い報告書』などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

30
副題に「50年後に語られた「それぞれの真実」」とあるように、同じ総括の場にいた者でも、幹部と兵士、赤軍派と革命左派、男性と女性、あるいは最後まで留まった者と途中で逃げた者、それぞれの立場で証言が微妙に異なっているのが連合赤軍事件の特徴だ(もっと言えば、殺した者と殺された者でも違うはずだが、殺された者の証言は当然ながら存在しない)。本書には当事者はもちろんのこと、『レッド』を描いた山本直樹、金子みちよと吉野雅邦の友人で作家の大泉康雄へのインタビューが載っているが、そこでも温度差はあり、(つづく)2022/12/07

秋 眉雄

16
当事者としての加藤倫教・岩田平治・植垣康博・前澤辰昌の四氏、『RED』作者山本直樹さん、他関係者3名。語られる言葉たちはどれも声をひそめられた感じもなく、長い年月を経たからでしょうか、ある意味ざっくばらんでいきいきとしているように思いました。いま、活字として残すインタビュー本にしたというのはホントに興味深いことだと思いました(どうせなら座談会は無理でも対談くらいは出来なかったのかとも思いましたが)。この辺りのことに関心のある方にはとても貴重な一冊だと思います。2023/09/20

100名山

6
書店で買える事件の当事者や重信親子の書籍はすべて読んでいるし、大地の牙や周辺の小説、レッドも読みましたが本書が最も資料としては充実しています。行き詰った若者の二つのグループが劣等感と競争心から勢いで間違えて鉈を振り下ろし、後戻りができなくなったと思いました。思想や革命という言葉を取り払うと、ただの人殺しであることを彼らは気が付いていると思います。2022/12/22

マーク

6
29 基本的にテーマが興味深いので、一気に読む。ただ、あまりできた本ではないかな。新たな発見は少ない。 ◎山本直樹 レッド ●若松孝二 ●田中美津 ウーマンリブ ●つげ義春 ねじ式 三上寛 ○加藤倫教 東海の二年先輩 三年下の弟、元久は東海ではない 自然保護。自民党員! ○植垣康博 静岡のスナック経営 ○前澤辰昌 ちょっと勉強できない?こんなメンバーもいたんだ。 ○大泉 金子、吉野の友人。凄惨な事件だが、中でも夫に見捨てられた身籠った金子みちよは酷い。 2022/05/10

okachimen

2
言葉に体を従わせようとするのがマチズムだとした上で、連合赤軍の失敗は左翼の失敗じゃなくてマチズムの失敗だったのではという山本直樹の言葉に膝を打った。森恒夫が剣道部だったという話がよく出てきたのも印象的。「論理と感性が対立したときは感性を信じる」と語った岩田平治は脱走して生き延びた。一方、恋人の金子みちよを総括の末、殺してしまった吉野雅邦は「上が何を考えているか忖度して行動する日本のモーレツサラリーマンみたいな体質」と評されていた。連合赤軍的な空気は、2022年のいまの日本の社会にまだまだ残ってる。2022/11/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19138309
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。