社会のストレスとこころ―パーソナリティ障害と集団ダイナミクス

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社会のストレスとこころ―パーソナリティ障害と集団ダイナミクス

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  • サイズ B6変判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909862273
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

個人が「社会」という他者と出会って生じる“ストレス”に、私たちのこころはどのように相対し、みずから修正して、健康を維持(あるいは回復)させているのでしょう?―本書が描くのは、そんな“こころの深部”どうしの出会いのダイナミクスです。社会という一般の視点+パーソナリティという個別の視点、その両眼視で、コロナ情況からウクライナ戦争まで、“集団という生きもの”の無意識が浮かびあがります。―なかでも「ストレス状況へのレスポンス」のキーポイントとして“自己愛性障害”というこころのあり様を、四つの実例から活写します。

目次

集団のダイナミクス(集団のこころの動き;もうひとつの集団力動)
精神分析的心理療法の実際(こころのあらわれ―言葉や考えが誕生する;自己愛世界に他者が登場する;夢想が明らかにしたもの;“中断すること”によって明示されたこころ;自己障害患者にどう関わるか)

著者等紹介

手塚千惠子[テズカチエコ]
1944年、兵庫県に生まれる。父の転勤で転校を繰り返しながら学生生活を過ごして、転校生のこころの機微をよく感じた。大阪市立大学家政学部児童心理学科(現・大阪公立大学生活科学部)の存在を知り、「子どもの心理を学びたい」と強く思ったのはこの経験からだと思う。卒業後、大阪市立病院精神神経科に就職し、定年後も非常勤で、計47年間、精神疾患に対する臨床心理業務(心理療法・心理テスト)に従事した。他に、小児科患者家族の心理的問題、終末期医療、重大告知による不安への対応など、勤務病院全体のメンタルヘルスに対応する「医療心理相談」の開設で、相談員を務める。大阪市保健所で三歳児健診の発達テスト・テスターを22年間、大阪市こころの健康センター「自死遺族相談」の開設で、相談員を7年間、大阪府保健所および府下の市で「虐待防止母親グループ・セラピー」セラピストを8年間、大阪市南部子ども相談センターで「虐待防止親カウンセリング」カウンセラーを5年間、国立病院機構大阪医療センター臨床心理室で「HIV患者への集団心理療法による心理的援助」に5年間、従事。また、大阪市立大学生活科学部大学院(2000-2005)、同医学部(2013-2016)、関西福祉科学大学大学院(2005-2016)、甲子園大学大学院(2008-2020)、大阪医療センター附属看護学校(2003-)および市立病院付属看護学校(1997-2005)にて、非常勤講師。現在は大阪市で“心理室森ノ宮”を開設して、精神疾患への心理療法や専門家の訓練を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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