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出版社内容情報
木俣 冬[キマタフユ]
著・文・その他
内容説明
『ひよっこ』から『ちむどんどん』まで、SNSとともに盛り上がった朝ドラを気鋭のドラマ評論家が徹底考察。
目次
第1章 『ひよっこ』―何も成さないヒロイン
第2章 『わろてんか』―繰り返された幽霊
第3章 『半分、青い。』―朝ドラとネットに起きた“革命”
第4章 『まんぷく』―おとなヒロインがもたらしたもの
第5章 『なつぞら』―歴代ヒロイン登場朝ドラ100作目
第6章 『スカーレット』―行間を重視した小説的手法
第7章 『エール』―コロナ禍に直面したミュージカル朝ドラ
第8章 『おちょやん』―壮大な伏線回収
第9章 『おかえりモネ』―東日本大震災からの10年
第10章 『カムカムエヴリバディ』―朝ドラを総括した三世代物語
著者等紹介
木俣冬[キマタフユ]
フリーライター、ノベライズ作家。テレビドラマ、映画、演劇に関する取材、評論などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くるぶしふくらはぎ
22
朝ドラを近年見るようになったのは、きっと録画が楽にできるようになったからだと思う。このコラム本は「ひよっこ」から書かれているけど、「あまちゃん」以降、録画して、ずっと見てきた。読んで分かるのは、良くも悪くも、やっぱり国民文化なのね。昔はテレビ局にクレームの電話や、感激のお便りなんてのは、少数派の仕儀でしたろうけど、今やSNSの時代です。みんなが呟く。けど、これもやはり少数派には変わりないのだけど、可視化が半端ない。なるほどね、そうだったか、と、少し昔を振り返りながら楽しく読了です。2023/12/24
ミツツ
18
ホントだ、私も朝ドラ見たらSNS使ってるわ。感動したことや疑問に思ったこと、その他モロモロを共感したくてスマホに手がのびている。そんな私の昔々のOL時代は、職場でお昼休みに女子社員同士で再放送枠を見てました。ワイワイ話して盛り上がってその日のうちに気持ちを消化させていたっけなと懐かしくなった。私も朝ドラ、もとい『連続テレビ小説』と共に生きているのね。2024/01/11
うさぎや
9
「ひよっこ」から「カムカム~」までの朝ドラ10作品と、これを巡る視聴者(ネット)の意見や感想についての文章をまとめた1冊。ここ数年の朝ドラの変化がよくわかる。2022/09/18
めとろん
5
2017年の『ひよっこ』(有村架純)から2021年の『カムカムエブリバディ』までの朝ドラをあらすじ、分析、制作者インタビュー、SNSの反応などをそれぞれに紹介。 だいたい見ていたけれど脱落した『半分、青い』『なつぞら』、あまりに主人公・安子が辛すぎて中断した『カムカム〜』そして記憶に新しい『ちむどんどん』。あーそういう話だったんだなという思いと、視聴後のモヤモヤがつぶやきから#反省会への流れは面白かったです。2023/04/10
あるま
3
分厚くて読み応えがあった。脚本や撮影の裏話など、朝ドラ好きにはたまらないエピソードがたくさん。どれもドラマのシーンが思い浮かんで、胸が熱くなる場面もあった。2023/02/02
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- 和書
- 地震予知の絶望と希望