目次
恋するいぬの章
食いしんぼうなぶたの章
仕事に生きるあひるの章
悩みがちなくまの章
喫茶店のかめの章
能天気なねこの章
忙しいはりねずみの章
著者等紹介
出口かずみ[デグチカズミ]
1980年、佐賀県生まれ。猫2匹と暮らしながら絵を描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
44
番組のネタになれば、と思って借り出した。まだつくってはいないが、142-3頁の解説がよかった。ネタバレになるので、これ以上は書きません。そのうちあげたいものです。2021/12/24
tamami
44
外国語に比べて数が非常に多いとされている日本語のいわゆるオノマトペについて、身近でよく使われている幾つかの言葉を絵入りで示したもの。簡単な説明と使われている場面が両開きになっていて、分かりやすい。本書によれば、このような言葉は以前は国語辞典の類いにはまったく相手にされなかった由。感覚として分かると言うことだろうが、外国の初学者には却って難しいかも。ちなみに現在の中型辞書には取り上げられているものもあり、歴史的な使用例も載っている。オノマトペは、マンガなどでは創作例も豊富で、新しい日本語として注目したい所。2021/09/25
れっつ
42
出口かずみさん2冊目は読み友さんからのご紹介。オノマトペや感嘆詞などの繰り返す"名前のないことば"が、各動物たちのストーリーとなって紹介されている、サイズ感も可愛らしい辞典。繰り返しの言葉って、字面だけでも声に出してみても、様子がより豊かにイメージできるのがいい。また同じ言葉でも、使う場面によっていろんな様子を伝えることのできる優れものだ。そんな繰り返しの言葉たちに、出口さんの脱力系昭和感の絵が大変マッチして、何度でも見たくなってしまう。悩んだ時も、深刻さから解放してゆる〜く癒してくれそうな1冊です(笑)2021/05/20
anne@灯れ松明の火
36
新着チェックで予約。小さいけれど、分厚くて、まさに辞典。でも、開くと、絵が多くて楽しい。擬音語、擬態語などのオノマトペ、感嘆詞のうち、同じ語がふたつ つながった言葉「わくわく」「ごろごろ」などを「名前のないことば」「音みたいなことば」「ふたごことば」と呼んでいる。ネーミング、かわいい。7種類の動物が主役の7章から成る。ひとつのふたごことばで、5種類のパターンを描いたり、見開きの絵が楽しめるページがあったり。ユーモラスな内容とかわいい絵で、満足感いっぱいの辞典。真似して、カードなどつくりたくなる♪2021/04/18
る*る*る
34
こんなにも日常にあふれている『名前のないことば』を、出口かずみさんの描く動物たちの日常で紹介。本書は、オノマトペ(擬音語・擬態語)、感嘆詞などのうち同じ語が2つつながった言葉の紹介。音みたいなことば、ふたごことばなどと呼んでいる。とにかく紹介の仕方が楽しい!『感覚的なものなので、もちろんひとによって表現する言葉が違っていてもいい。どこまでも広く、どこまでも深く、そしてなにより愛嬌がある!』本書出版者、フリー編集者谷口香織さんの言葉。私は『るんるん』が好き♬2021/04/03
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