内容説明
もうひとつの『和泉式部日記』が蘇る!あなたの知らない新しい“本文”と“訳”で、「日記」と「物語」と「歌集」が融合した不思議な作品“和泉式部物語”として、よみなおす。
目次
1 夏の恋(思いがけない文使い;花橘の一枝 ほか)
2 秋の恋(七夕の夜;薄暮の対面 ほか)
3 冬の恋(手枕の袖;一筋の光明と、惑う心 ほか)
4 新春の恋(宮邸での新年;世の中を行方定めぬ舟と見て)
著者等紹介
島内景二[シマウチケイジ]
1955年長崎県生。東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、電気通信大学名誉教授。2020年4月から一年間、NHKラジオ第二『古典講読・王朝日記の世界』を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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