ちくま文庫
落語無学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480424167
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

内容説明

江國滋「落語三部作」最終作。昭和30年代末から40年代初め。一時代を築いた芸人たちの多くが鬼籍に入った。彼らのたたずまい、生きかた死にざま…芸人の姿を限りない愛惜をこめて描く。また落語に登場する人物たちの愛すべき独特の気質を紹介し、語りひとつで人を異界へ導く話芸の魅力をわかりやすく説明する。著者最後にして渾身の落語論。

目次

1 芸の周辺(料簡・吟味・間;ブラウン管の中の笑い;上方落語の魅力と特色;寄席近況)
2 落語の世界(職人百景;落語無学;落語歳時記)
3 落語の風景(芸人の死に方;柳家小さん三景;落語雑俎)
4 新作落語(退屈屋;旅ゆけば円朝)

著者等紹介

江國滋[エクニシゲル]
1934年東京生まれ。慶応義塾大学卒。随筆家。「週刊新潮」編集部員を経て著述家となる。処女作『落語手帖』以来、大衆芸能論を主軸にして執筆、その後随筆、紀行、評論の分野にて活躍。また、俳句にも親しみ、俳号は「滋酔郎」。1997年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
落語、けっこう面白い、2013/12/16

antonio

0
あとがきの談志との話が一番印象に残った。2011/08/24

feodor

0
江國さんの落語三部作の最後。噺家たちについてと、歳時記とがメイン。職人の世界、という形で紹介される落語の世界が、話口調というか、その調子のよさにすいすいと入って行って、思わず深みにはまってしまう。 べっきぃさんに連れられて、落語を聞きにいこうかしらん。2009/12/24

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