内容説明
真夜中、古い教会の塔のまわりをとんでいるのは、なんでしょう?神秘的なすがたをしたその鳥は、メンフクロウ。自分の住みかに、もどろうとしているのです。メンフクロウは、教会の塔のてっぺんや、納屋の屋根裏のような、見つかりにくい場所を巣にします。卵を産み、ひなを育てるのに、安全だからです。親鳥は、子どもたちが自分でネズミを狩り、なわばりをもつようになるまで、大切に育てます。さあ、絵本をひらいて、メンフクロウの暮らしをのぞいてみてください。夜行性鳥類は、どんな一年をすごすのでしょうか。
著者等紹介
ミュラー,トーマス[ミュラー,トーマス] [M¨uller,Thomas]
1955年ドイツ、デーベルン生まれ、ライプツィヒ在住。絵本作家、イラストレーター。ライプツィヒの大学でグラフィックアートとブックデザインを専攻。学生時代にすでに自然科学の書籍の挿絵を描き、その後は医学書の挿絵も担当した。1990年代に子ども向けの自然の本を出版し、以降、30冊以上の絵本の出版にかかわっている。その絵には、動物たちへの敬意にあふれているとの定評があり、2016年にはドイツの読書推進協会から「児童対象専門書賞」を受賞している
堀込‐ゲッテ由子[ホリゴメゲッテユウコ]
上智大学ドイツ文学科卒業後、ミュンヘン大学獣医学科卒業。南ドイツ在住。訳書にマリア・ブルーメンクローン著『ヒマラヤを越える子供たち』(小学館/2012年/「日本図書館協会」「全国学校図書館協議会」より「選定図書」に指定)の他絵本がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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