内容説明
日米の詩人、吉増剛造とフォレスト・ガンダーが、エマソンから言葉を紡ぐ。愛する者の死、瑞々しい世界の発見…誰も見たことのないcommon=共有地を横切って、エマソン、吉増、ガンダーの、様々な交差が生まれる。分断の時代に、新たな共通の場を現す者、いま、エマソンがよみがえる。
目次
「日記(エマソン)」を読む(原稿)(吉増剛造)
はじめに(堀内正規)
「日記(エマソン)」を読む(吉増剛造)
“「日記(エマソン)」を読む”へのコメンタリー(堀内正規)
付論 あたらしいエマソン―吉増剛造からエマソンへ(堀内正規)
エピタフ(フォレスト・ガンダー)
Epitaph(Forrest Gander)
「エピタフ」にいたる道程(堀内正規)
経験(Experience)(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
採録:gozo Cin´e アメリカ、沼澤地方、…