出版社内容情報
大学生じゃないとわからない 『ハリー・ポッター』の世界を徹底解説。ハーマイオニー以上の「知ったかぶり」は君だ!大学生じゃないとわからない『ハリー・ポッター』の世界を徹底解説!
なぜハリー・ポッターは生き延びたのか?
なぜヴォルデモートは死なないのか?
アリアナの病気の正体とは?
トレローニーの予言は3度当たっていた?
血筋、心理、夢、占星術、宗教から読み説く、
大人になった『ハリー・ポッター』ファンのための読本。
ハーマイオニー以上の「知ったかぶり」は君だ!
はじめに
第1章 各巻のあらすじ総復習
・第1巻 『ハリー・ポッターと賢者の石』
・第2巻 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
・第3巻 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
・第4巻 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
・第5巻 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
・第6巻 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
・第7巻 『ハリー・ポッターと死の秘宝』
・第8巻 『ハリー・ポッターと呪いの子』
・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
・『ハリー・ポッター』シリーズの要点のおさらい
・予言の意味とは?
・リリーの「血の護り」とは?
・なぜヴォルデモートは死ななかったのか?
・「死の秘宝」と『死の支配者』とは?
・なぜハリーは生き延びたのか?
・「呪いの子」とは誰なのか?
コラム?:アリアナ・ダンブルドアは「オブスキュラスを生む者」?!
第2章 血と力
・ハリーとヴォルデモートの鏡像関係性
・「死の恐れ」としてのヴォルデモート
・「力の欲望」としてのヴォルデモート
・『呪いの子』にも見られる「影」
・「愛」VS「力」
・父と子―孤独な少年たち
・ハリーと両親
・「血」による差別・偏見と「力」
コラム?:「死喰い人」のオリジナルネーム
コラム?:ルーピンVSペティグリュー
第3章 心と愛
・鏡と心
・笑いと心
・ロンの「心」の葛藤
・「閉心術」と心
・『ハリー・ポッター』で描かれる「愛」
・憎悪と愛情
・杖と性格
コラム?:ロンの「太陽系の惑星に関するきわどいジョーク」とは?
コラム?:『ハリー・ポッター』における2つのエピグラフ
コラム?:トレローニーへのプレゼントの意味
第4章 夢と無意識
・ハリーの夢日記と夢の変遷
・地下と無意識
・蛇と無意識
・鳥と無意識
・森と無意識
・無意識と直感
・無意識と予言
・夢中と魔道
・夢・無意識と現実の関係性
コラム?:ダンブルドアはマキャベリ的?!
コラム?:スネイプはグリフィンドールに憧れていた?!
第5章 占い
・占星術と『ハリー・ポッター』
・トレローニーの予言は3度当たっていた?!
・タロット占いと『ハリー・ポッター』
コラム?:ナイトに見られるロンの「道化性」
コラム?:『ハリー・ポッター』に見られる「循環性」
第6章 キリスト教
・『ハリー・ポッター』はなぜ批判されたのか?
・ヘブル人への手紙に見る『ハリー・ポッター』
・マタイによる福音書に見る『ハリー・ポッター』
・コリントの信徒への手紙一に見る『ハリー・ポッター』
・『ハリー・ポッター』とキリスト教比較
コラム?:ホグワーツ七不思議
第7章 死
・「死を超えて生きる」とは?
・「最後の敵なる死もまた亡ぼされん」の原文の2つの解釈
・死者にとっての「死を超えて生きる」
・ハリーにとっての「死を超えて生きる」
・不死鳥の騎士団にとっての「死を超えて生きる」
コラム?:メメント・モリ「死の警告」
コラム?:「三人兄弟の物語」のモデル
おわりに
佐藤飛美[サトウアスミ]
著・文・その他
内容説明
ハーマイオニー以上の「知ったかぶり」になろう!大学生じゃないとわからない『ハリー・ポッター』の世界を堪能できる7章。もっと深く知りたい方へ、絶好の参考書!
目次
第1章 『ハリー・ポッター』シリーズ要点のおさらい
第2章 血と力、そして鏡像関係
第3章 心と愛、そして杖と性格
第4章 夢と無意識
第5章 占い
第6章 キリスト教
第7章 死
終章
著者等紹介
佐藤飛美[サトウアスミ]
1989年生まれ。秋田県出身。国際教養大学での1年を経て、大阪大学外国語学部英語専攻に入り直し、大阪大学を卒業。大学3年次には『ハリー・ポッター』の舞台となったイギリスに留学。現在は広告代理店に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。