出版社内容情報
ヴィクトリア朝時代、中流家庭の暮らしの手引書としてベストセラーになった『ビートン夫人の家政書』(Mrs Beeton's Book of Household Management)に掲載されているレシピを著者自ら再現。その料理やお菓子に関する考察だけではなく、現代の暮らしのなかでも楽しめるようにと著者アレンジによるレシピも掲載。レシピのほかテーブルセッティングからメニュー作り、もてなしの心得まで、ヴィクトリア時代の食文化を広く深く紹介。
目次
第1章 ビートン夫人のテーブルデコレーション
第2章 何を食べていたかみてみましょう
第3章 スイーツ&プディングレシピ集
第4章 大陸から届いたスイーツたち
第5章 セイボリーフードの真実
第6章 珍しい料理作りに挑戦
第7章 プディングとモールドのおはなし
第8章 おもてなしのためのテーブル演出
ビートン夫人の教訓集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
67
プティング類がとっても美味しそう。 ビクトリア朝中流家庭の主婦はお茶会やるのが仕事だったんでしょーかね。やたらお菓子が多い。 驚いたのは、ビートン夫人自身はバリバリキャリアウーマンで、29歳で若死にしてるってことです。2023/09/26
くさてる
24
ビクトリア朝時代のベストセラー「ビートン夫人の家政本」を基に、再現料理や当時の風俗、社交や文化を紹介した内容。カラー図版やレシピも多く掲載されていて、読み物として面白かったです。ビクトリア朝に興味ある方にはとくにおすすめ。2023/08/03
ごへいもち
12
読友さんのご紹介本。誰か作って2023/08/20
とーこ
1
p141の「ハムレットの息子、ラエルテス」に一瞬目を剥く。戯曲「ハムレット」の中で、「息子」ラエルテスに「父」ポロニアスが素晴らしいアドバイスをしました、という意味なのね。素敵な本なんだけどどこか読点の位置が?な部分が引っかかる本。こういう本って校閲は入らないのだろうか。2023/08/08
ロバパン
0
図書館で借りた本です。2023/11/07