行舟文庫 大唐懸疑録シリーズ<br> 蘭亭序之謎〈上〉―大唐懸疑録シリーズ

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行舟文庫 大唐懸疑録シリーズ
蘭亭序之謎〈上〉―大唐懸疑録シリーズ

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  • サイズ A6判/ページ数 436p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784909735171
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

皇帝の重臣・裴度の姪である裴玄静は、地元では「女名探偵」として知られていたが、地方官僚だった父の死後、継母に故郷を追われる。叔父を頼って長安に向かった玄静は、そこで叔父の親友で時の宰相・武元衡の暗殺事件に遭遇する。死の直前、正体不明の相手から脅迫を受けていた武大臣は、周りに気取られぬよう暗号の形で「王羲之の『蘭亭序』に隠された秘密を解き明かし、皇帝や自分たちの命を狙う黒幕の正体を暴いてくれ」と玄静に託していた―。

目次

第1章 迷離夜
第2章 刺長安
第3章 幻蘭亭

著者等紹介

唐隠[トウイン]
1970年代に中国上海で生まれる。2010年にデビュー。15年に「当当年度影響力作家賞」、16年にアマゾン中国が選ぶ「新鋭作家賞」を受賞。台湾・誠品書店が頒布した「2017年度閲読報告」にて、「2017年十大ベストセラー作家」と「最も受けのよい作家」に選ばれた

立原透耶[タチハラトウヤ]
大阪府生まれ、奈良県育ち。日本SF作家クラブ会員。1991年、『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を受賞し翌92年デビュー。2000年までは「立原とうや」名義で活動。小説家としての作風はファンタジー、SF、ホラーなど多岐にわたる

大恵和実[オオエカズミ]
1981年生まれ。中華SF愛好家・翻訳家

根岸美聡[ネギシミサト]
北海道生まれ。中学生の頃に中国へ派遣されたことから中国語との縁が始まる。最も興味のある領域は現代中国語方言。現在は近畿圏の大学で教壇に立ちつつ、中国語小説の翻訳を行う

柿本寺和智[カキモトジカズトモ]
浅学非才の漢学徒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BECHA☆

8
西暦八百年代の中国が舞台。裴玄静という政府高官の姪にして才媛が主人公。王義之の『蘭亭序』をモチーフに起こる殺人事件に巻き込まれ謎解きに踏み込み人生が変わっていく。家族との関係、皇帝との関係、謎めいた崔淼は敵か味方か?謎が謎を読んで下巻へ続く。2023/09/30

てくてく

7
唐時代のミステリーということで話題になっていたので購読。タイトルにあるように王羲之の蘭亭序の謎がメイン。主人公は肯定の重臣の姪で地方官僚だった父の死後、継母に家を追われた「女名探偵」と評判の女性。登場人物や叙述に慣れるまで少し手間取ったが、慣れると最後まで読み通したくなる面白さだった。歴史や漢詩の知識が多少は求められる。2024/08/02

チィ★

5
もっと堅苦しい感じかと思ってたけど、想像してたより読みやすい。主人公が女の子だからというのもあるかも。謎解きストーリーがメインなのだが王羲之の名前は知ってるものの、蘭亭序を知らず。詩にも詳しくないもんだからその辺は難しく感じる。 皇帝との対面のシーンの描写が印象的だった。どんだけ神々しいのかと。 そして医師の崔淼が怪しすぎて。そんなペラペラ全部話していいのか?助けてくれてる部分はあるが、胡散臭い。 ダヴィンチコードと言われる謎解き法が出現。 下巻に突入。2025/02/05

ヒサ子。

5
王羲之の『蘭亭序』については、そういう有名な書がある程度の知識しかないまま読んだので、漢詩とかは正直理解できなかった。知ってた名前も聶隠娘だけで、歴史的背景も正直さっぱり(笑)それでも、主人公の女名探偵裴玄静が魅力的で面白かった!ようやく玄静と敵か味方か秘密が多い相手役の崔淼が、宰相の暗殺に蘭亭序に隠された秘密が関わってると気づいたところで下巻へ!2024/01/20

3
中国・台湾で大ベストセラーの日本語訳の上巻。ヒロイン・玄静は「女探偵」という触れ込みだし、シリーズ物の一作目で上下巻だしで、てっきり「女探偵」が次々に謎を解決する連作ミステリなのかと思いきや、がっつり大長編小説でございました。それにミステリ色も案外に薄くて、唐代後期が舞台で歴史上の出来事を取り込み、正史・稗史の有名人が大挙して登場する時代伝奇活劇……と説明するのがよろしいでしょうか? 派手な展開で読者を引っ張り、風呂敷を広げるだけ広げて、物語の主題が何だったか分かんなくなるのは困りものであります。星3つ。2025/04/30

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