内容説明
あれから3年後の8月9日。長崎郊外の高台でひとりで暮らす伸子のもとに、原爆で死んだはずの息子が現れる―山田洋次さん・井上麻矢さんとの鼎談+畑澤演劇の世界を知るための解説を収録。
目次
母と暮せば
鼎談 映画『母と暮せば』と、演劇『母と暮せば』と。(山田洋次×井上麻矢×畑澤聖悟)
世界の中心・青森から愛を叫ぶ―劇作家畑澤聖悟の世界(工藤千夏)
「そうですか!手ですか!」(畑澤聖悟)
著者等紹介
畑澤聖悟[ハタサワセイゴ]
1964年秋田県生まれ。劇作家・演出家。劇団「渡辺源四郎商店」主宰。青森市を本拠地に全国的な演劇活動公演を行っている。2005年『俺の屍を越えていけ』で日本劇作家大会短編戯曲コンクール最優秀賞受賞。2017年『親の顔が見たい』が20世紀フォックスコリアによって映画化。ラジオドラマの脚本で文化庁芸術祭大賞、ギャラクシー大賞、日本民間放送連盟賞など受賞。現役高校教諭で演劇部顧問。指導した青森中央高校と弘前中央高校を10回の全国大会に導き、最優秀賞3回、優秀賞5回受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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