出版社内容情報
人間親鸞の素顔とその教えをやさしく解説。
人間親鸞の素顔とは? 戒律を破り非僧非俗を貫いたその生き方をエピソードでたどり、悪人正機、絶対他力などの教えをやさしく説く。
人間親鸞の素顔とは? 戒律を破り非僧非俗を貫いたその生き方をエピソードでたどり、悪人正機、絶対他力などの教えをやさしく説く。
▼非難を恐れなくていい。弱さを隠さなくてもいい。愚直に、ありのままに信じ抜けばいい。
▼【目次より】悪いことをするのを恐れるな/たとえ地獄に落ちても後悔しない/悪人こそが救われる/念仏は先祖供養のためではない/どんな行為も宿業から生じる/どんなことでもしてしまうのが人間/よけいなことは考えないこと/この世のことはすべてまぼろし/無常ゆえに生成と発展がある/他力の中の自力とは/利他の心こそが悟りのあかしなり/愚か者こそ往生する/わたくしはいつでもそばにいる/わたしが死んでも教えは永遠/最も大切なことは「信心」/念仏こそが最高の善/すべての存在は縁あるもの/信仰は仏より与えられたもの/学問する必要はまったくない/悪事をするのは恵まれない環境のため/悪事をしないからとうぬぼれるな
●はじめに
●序 親鸞の教え・生き方・考え方
●一、親鸞の素顔と本音を伝える100の話
●二、親鸞のこころと教えを学ぶ100の言葉
●親鸞年譜
目次
序 親鸞の教え・生き方・考え方
1 親鸞の素顔と本音を伝える100の話(出身は、公家・藤原氏;九歳の春、仏門に入る;親鸞の名前の由来と変遷;夢に現れた美しい女性の正体;阿弥陀の化身となって現れた人 ほか)
2 親鸞のこころと教えを学ぶ100の言葉(多くの聖典に出会えた喜び;往生したのちに再び戻ってくる;本当の教えは『大経』の中にある;念仏こそが大行である;称名こそが正しき業 ほか)
著者等紹介
花山勝友[ハナヤマショウユウ]
1931年、東京に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業。ニューヨーク州立大学、シートンホール大学客員教授を経て帰国。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)副学長、仏教伝道協会研究室主任、「南無の会」総務を歴任。新鮮な感覚で仏教の普及に努めるが、1995年、膵臓がんのために逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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