出版社内容情報
少数民族の暮らしと文化を撮り続けてきた写真家が写した〈本物の中国の暮らし〉〈中国の人びとの素顔〉そして〈民族の多様性〉
氏の写真にはきびしい生活をドキュメントしている中にも温もりがあり、写真を撮るときの感動が伝わってくる。――田沼武能(写真家・文化功労者)
チベット族(蔵)
イ族(彝)
タイ族(?)
カン族(漢)
プイ族(布依)
モソ族(摩梭)
サニ族(南路彝)
ホウェイ族(回)
トゥー族(土)
ハニ族(哈尼)
ミャオ族(苗)
ナシ族(納西)
ペー族(白)
解説・キャプション・地図・あとがき
小松 健一[コマツ ケンイチ]
著・文・その他
内容説明
広大な中国大陸には、漢族のほかに55もの少数民族が生きている。中国の奥地にわけいり、27年間にわたって少数民族の暮らしと文化を撮り続けてきた写真家が、30万カットに及ぶこれまでの全作品から代表作を精選し、詳細な自筆解説を付す。ニュースやインターネットでは知ることができない、“本物の中国の暮らし”“中国の人びとの素顔”“民族の多様性”が描かれる。厳しい風土の中で自然と共生する民族を撮影することをライフワークとしてきた写真家による、中国大陸紀行の集大成。
著者等紹介
小松健一[コマツケンイチ]
1953年岡山県生まれ、群馬県に育つ。現代写真研究所研究科(第1期生)卒。新聞記者などを経てフリーの写真家に。世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族をライフワークに地球巡礼をしている。また、日本の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして日本人の暮らしと風土や、沖縄、環境問題など社会的なテーマを追い続ける。歌集『春ひそむ冬』で1983年度新日本歌人協会新人賞、『若きいのちへの旅―北の文学原風景』で1987年度緑陰図書選定、「琉球―OKINAWA」で第23回視点大賞(1998年)、『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』で第2回飯田市藤本四八写真文化賞(1999年)、『カメラ紀行 文学の風景をゆく』で2003年度学校図書館ブッククラブ(SLBC)選定図書、『ヒマラヤ古寺巡礼』で2005年公益社団法人日本写真協会賞年度賞、『決定版 広島原爆写真集』『決定版 長崎原爆写真集』で日本ジャーナリスト会議第59回JCJ賞(2016年)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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