無数のひとりが紡ぐ歴史―日記文化から近現代日本を照射する

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無数のひとりが紡ぐ歴史―日記文化から近現代日本を照射する

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  • サイズ A5判/ページ数 454p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784909658753
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

内容説明

モノ・行為・史料の視座から近現代日本の「日記文化」を掘り下げる。

目次

総論 「日記文化」を掘り下げ、歴史を照射する
1 モノとしての日記・家計簿・手帳の文化史(夏休みの日記の成立と展開―「夏季休暇日誌」から「なつやすみの友」へ;家計簿と女性の近代―モノとしての成立と展開に見る ほか)
2 読者を意識した自己の真実性(自己を書き綴り、自己を“調律”する―中村古峡史料群の「日記」「相談書簡」「療養日誌」;戦場に行かない兵士としての経験を綴る―大正期師範学校卒業教員の「六週間現役兵日誌」における伝えるべき軍隊像の模索 ほか)
3 自己を語り直す―日記・私小説・自伝・回想録(水上勉文学における自己語りの諸相―「私小説」のプロトタイプ的理解の一例として;物語化する自己記述―漆芸家生駒弘のタイ滞在日記と自伝の比較から ほか)
4 無数のひとりに出会う(映画『タリナイ』上映から一年(講演記録)
吉見義明氏インタビュー ほか)

著者等紹介

田中祐介[タナカユウスケ]
明治学院大学教養教育センター専任講師(日本近代文学・思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃあ

0
学校教育や軍隊における日記、家計簿、手帳、回想録、自己を含めた読者の存在、それを意識することにより含まれる虚構、手書き文字からの推察、日記に書かれていないこと等々、研究書なので少し読みにくい部分もあったけど、内容はとても興味深かった。 2023/02/12

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