内容説明
レコード演奏に人生を捧げた、伝説のジャズ喫茶店主の原点。
目次
一枚のレコード
ベイシー・サウンドの夜明け
テキサス・スタイルの岩崎さん
375のホーンレンズはトタン屋根!?
音は見るもの
もっと低音を!!
スピーカーに喋らせろ!!
カウント・ベイシーの場合
菅野沖彦参上!
音を取り次ぐ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshi
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ベイシーというジャズ喫茶のマスターの音楽に対する熱意とそれにまつわる物語を描いている本。 古き良き昭和の話で、何かを追求する精神性の大事さは最近ほとんど聞かなくなった時代で、いい音に関する様々なそれは自分も体感、今でもしていることなのだが今では多様性とかになってしまってこうした追及事態に意味が持たせられない事も出てきたりしていて、それでさみしいことなんだよね、と。 情熱をもって、この音がいいんだ、と言ってそれを出すって単純なそれは本当に楽しい事。 一度ベイシーに立ち寄ってみたいという気持ちになった。2021/05/13