内容説明
神戸史談会120周年、古代から現代まで速歩き。五色塚古墳から平清盛の大輪田泊、勝海舟の海軍操練所を経て現代のポートアイランド、世界最長のつり橋・明石海峡大橋へ。神戸には世界から多くの人々が渡来し、いくつものドラマを生みながら国際都市になった。
目次
序 諏訪神社の厄除初午大祭
1 1300年前から良港だった神戸
2 平清盛造成の平安ポートアイランド
3 源平合戦の戦場に
4 朝鮮通信使が寄港した室津
5 海軍操練所や移民乗船の記念碑
6 東アジアから神戸へ「海の回廊」
7 五色塚古墳と古代の海
8 神戸は国際宗教都市
9 神戸とキリスト教
10 幕末・明治のキリスト教
11 北野異人館街の宗教めぐり
12 再度山大龍寺と空海
13 清盛塚隣接の兵庫住吉神社
14 真光寺の一遍上人御廟
15 『源氏物語』と神戸
16 現代中国と神戸
17 明石海峡大橋
著者等紹介
加藤〓久[カトウタカヒサ]
昭和9年岡山県生まれ。甲南大学文学部卒業、國學院大學大学院文学研究科専攻修士課程を修了し、生田神社の神職の傍ら大学で教鞭をとる。神戸女子大学教授、生田神社宮司を経て現在は名誉宮司。神社本庁長老。文学博士。神戸女子大学名誉教授。兵庫県芸術文化協会評議員、神戸芸術文化会議議長、神戸史談会会長、世界宗教者平和会議日本委員会顧問などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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