内容説明
沖縄にとって憲法改正とは?独立の可能性は?安保・米軍基地はどうなるのか?星雅彦対談・評論集。地元詩人が沖縄の歴史、戦争、政治、文化を語る。
目次
第1章 沖縄の文化(琉球紅型;「組踊」に融合する日中芸能;琉球の江戸上り;沖縄口で沖縄県に活力を;古陶の保存と改善;小島の変貌―浜比嘉探訪記)
第2章 沖縄問題の基礎的論点(沖縄の復帰を振り返る;祖国のため戦った沖縄県民;沖縄返還と若泉敬氏の胸中;沖縄「土人」発言の問題点;沖縄人は「先住民族」なのか;辺野古反対運動の同調圧力)
第3章 沖縄と戦争(集団自決の断層;大江健三郎氏の「沖縄」論考;沖縄戦に伝わる虚偽を糺せ;戦争責任のジレンマと沖縄;「軍名」は援護法のための後付け)
第4章 沖縄独立論(独立論の発端;独立論と政治・経済学;独立論と「基地」の存在)
第5章 憲法九条と沖縄(安保と沖縄問題と;憲法九条の存在意義;自衛隊と基地の内実;平和主義と帝国主義;国境・領土問題の背景;国策と独立論の行方)
著者等紹介
星雅彦[ホシマサヒコ]
昭和7年(1932年)、那覇市生まれ。詩人、美術評論家、国立劇場おきなわ財団法人理事、沖縄県文化協会会長、文芸誌「うらそえ文芸」編集長などを務める。日本現代詩人会、美術評論家連盟、日本ペンクラブの会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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