内容説明
東京の風景を撮った写真に江戸の人びとのイラストを重ね歴史の古層を透かし視る―新趣向の街歩きガイド。
目次
勢揃い坂―進撃を開始した封建制
高輪原―家康以前の江戸の古戦場
茶屋坂―目黒のサンマ
本郷・駒込―八百屋お七ゆかりの三つの火事
本所松坂町―吉良邸からの凱旋
吉原/遊郭街を“冷やかす”
小塚原―刑場での腑分け
赤坂―三つの旧勝海舟邸
千駄ヶ谷池尻橋―沖田総司の最期
上野―徳川幕府の終焉
紀尾井坂付近―大久保利通の暗殺
浅草―凌雲閣の幻影を仰ぐ
著者等紹介
跡部蛮[アトベバン]
歴史作家・歴史研究家/博士(文学)。1960年大阪市生まれ。佛教大学大学院文学研究科(日本史学専攻)博士後期課程修了。出版社勤務などを経てフリーの著述業に入る。古代から鎌倉・戦国・江戸・幕末維新に至る日本史全般でさまざまな新説を発表。週刊誌の連載や単行本刊行のほか、テレビのコメンテーターや各種講座の講師、さらには古地図を持って街歩きする「江戸ぶら会」を主宰する
瀬知エリカ[セチエリカ]
イラストレーター、国際墨画会師範。1975年福岡県生まれ。日本大学農獣医学部林学科、セツ・モードセミナー、MJイラストレーションズ卒業。和物、時代物、歴史物。時代小説、歴史関連本など書籍の装画、web、ポスターなどを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- ゆず不自然