出版社内容情報
幸福を退治する鬼娘! ツンはあってもデレはない!!
誰もがうらやむスーパー高校生集団<七福神>に、いろんなジャンルでなぜかハチャメチャな戦いを挑む美少女転校生。彼女には、俺にしか見えない角と牙が生えていて……。
日本ホラー小説大賞受賞作の「姉飼」で「これはわれわれへの挑戦だ!」と審査員を挑発した表現の奇才にして、同志社大学教授として英米文化・文学研究の専門家としての顔ももつ異能教授・遠藤徹の到達点は、なんとバイオレンス・コメディ(同時刊行の『極道ピンポン』)&学園ファンタジー(本書)!?
遠藤 徹[エンドウ トオル]
著・文・その他
内容説明
底辺校だった札楽学園は、スーパー高校生集団・戎赤鯛たち“七福神”が現れてから突然理想的な優秀校に変貌した。出来の良くない“俺”も、おかげで幸福な高校生活をエンジョイしていたが、ある時、転校してきた美少女・三輪小角によって強引に僕にさせられてしまった。なぜか“七福神”を目の敵にして、料理や格闘などいろんなジャンルで破茶滅茶な戦いを挑む小角。彼女の頭には、“俺”にしか見えないツノが生えていて…。
著者等紹介
遠藤徹[エンドウトオル]
1961年神戸市生まれ。作家・同志社大学グローバル地域文化学部教授。「姉飼」で第10回日本ホラー小説大賞を受賞、「麝香猫」で第35回川端康成文学賞候補となる。また、“プラスチック”や“モンスター”といったユニークな切り口から、英米文化研究の評論・研究書も著している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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