感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
『新劇場版:序』公開から十年分のイラストを集めた本書。このような企画で一冊の本ができてしまうのも、『エヴァンゲリオン』が積極的に企業にキャラクターを提供してきたからに他ならない。缶コーヒー、ケータイ、遊園地、コンビニなどなど、あらゆるジャンルの企業とのコラボだ。それを可能にしているのは、『エヴァ』という作品同様、そのキャラ達がまさしくキャラ立ちしているからだ。キャラが立っているからこそ、企業の色に染まらず、『エヴァ』の世界観が揺らぐことがない。(つづく)2018/04/02
紫雲寺 篝
6
2007年からの、公式が絡む様々なエヴァイラストを集めたイラスト集。コンテンツが一人歩きするエヴァであるからして、様々なジャンルを様々なイラストレーターが描くこともあり、「ああー、これはエヴァっぽい」とか、「これはあんまりエヴァっぽくないな」と、すべて公式のはずなのに思ってしまう事が多々ある。キャラクターが強い存在感を持ち、エヴァにも個性的なカラーが割り振られているので、使い勝手はこれ以上ないんだろうな、とは思うが、その分仕事を選ばない感じで色々とカオスだなぁ。逆にはっちゃけてる方が、それっぽい(笑)。2018/03/29
ぷほは
4
実は最初に見た私のエヴァは旧世紀版のTVシリーズでなくて、少年エース連載時の貞本義行の漫画の方だった。なのであの恐ろしく製錬されたデザインに比べ、TV版は話数ごとの作監によって絵柄が変わりすぎて、なんとも変な違和を感じたものだった。本書に収録されているのは新世紀版のイラストなのだが、やはり描く人によってかなりの幅(特にキャラクターの表情に)が出てくるのは変わりない。とはいえ、オシャレな服や和服を着こなすチルドレンが違和感なくイラストとしてハマっているのも、デジタル化が進んで以降の画だという印象も強い。 2018/04/10
参謀
3
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの10年間のイラスト集。作品自体だけでなく、コラボイラストも多数掲載されていました。キャラデザの貞本義行氏だけではなく、多数のイラストレーターが描かれていますが、TV盤のイラスト集よりは断然纏まっていた感じがしました。それにしても根強い人気ですよね~。日本を代表するアニメコンテンツの1つですね。早く新劇場版最終章が見たい!2019/04/14
nonta09
1
映画用のイラストのみではなく、様々な企業とコラボしてイラストが多く掲載されている。 その企業の特色を表したデザインや服装をキャラが自然に着こなしていてパターンの多さに驚いた。2024/09/16
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