内容説明
元楯の会ナンバー2が事件後50年にして明かす文豪の素顔。新発見写真掲載!
目次
プロローグ―四つの河
第1章 肉体の河
第2章 楯の会と自衛隊
第3章 舞台の河
第4章 行動の河
第5章 血滾る三島由紀夫憲法
第6章 決起
エピローグ―遺書
著者等紹介
本多清[ホンダキヨシ]
昭和22年東京生まれ。早稲田大学在学中に三島由紀夫氏に出会い、「楯の会」が結成されるや一期生として入会し、森田必勝氏に次ぐナンバー2として活動した。現在は企業勤務を経て、地球環境問題に精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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乱読家 護る会支持!
3
三島由紀夫さんへのリスペクトは感じるが、第三者的に客観的に三島さんの本質をついたような文章が見当たらなく、非常に捉えにくく読みづらい本(しっかり読んでないけど)。 平野啓一郎さんや、芥正彦さんの三島評を読んでいる方が、僕は腹落ちがします。 作家として人気者となり、身体を鍛えてマッチョになり、映画にも俳優として出演、「楯の会」を結成するなど、、、本来の「コンプレックスだらけの三島さん」ではない、「対世間の三島さん」が大きく肥大化し、それが自衛隊市ヶ谷駐屯地での自決にまで暴走したのではないかと考えます。2021/12/13
とむ
3
三島由紀夫が決起し、自刃するまでの経緯を、「盾の会」一期生として間近で見ていた著者。ただ、三島由紀夫の心の動きなどはあまり見えてこなかった。2020/12/14
Chihoish
1
知らなかったこともまだまだあり。直筆の遺書が見られてよかった。2021/02/16