内容説明
再生への扉をひらく、上杉鷹山の師の叡智。大ベストセラー『小説上杉鷹山』の著者による「細井平洲」全作品を、大幅に加筆・改訂して収録!
目次
第1部 へいしゅうせんせえ―小説・細井平洲
第2部 細井平洲の人間学
第3部 『嚶鳴館遺草』を読む
資料編 細井平洲の手紙と序文(高弟・樺島石梁への手紙;家族への手紙;上杉鷹山の書状と細井平洲の返事;「勇」―入府(初めてのお国入り)をする上杉治憲を送る序
「誠」―上杉鷹山の世子・治広に送った手紙)
附録 細井平洲と東海市の歩み―持続可能な地域づくりのために
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家。東海市立平洲記念館名誉館長・嚶鳴広場顧問。嚶鳴協議会名誉会長。昭和2年(1927)、東京生まれ。東海大学付属旧制中学校在学中、予科練(海軍少年飛行兵)に入隊。昭和20年(1945)8月、特攻隊員として三沢基地で敗戦を迎える。昭和22年(1947)、目黒区役所に就職し、約12年間を税務課で勤務。その後、目黒区役所国民健康保険課企画係長、庶務係長を務めた後、昭和35年(1960)、東京都立大学(現・首都大学東京)事務長を経て、昭和39年(1964)、広報室副主幹(課長)として東京都庁に勤務。昭和42年(1967)の美濃部亮吉東京都知事誕生以降、広報室長、企画調整局長、政策室長など要職を歴任。昭和54年(1979)、美濃部知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。昭和33年(1958)、生田直近と文芸2人誌『さ・え・ら』を創刊するなど、目黒区役所勤務時代から小説を執筆し、数々の文芸誌小説賞に佳作入選。昭和35年(1960)、「暗い川が手を叩く」で第43回芥川賞候補。平成11年(1999)、勲三等瑞宝章受章。平成17年(2005)、上杉鷹山の師・細井平洲を顕彰・研究する愛知県東海市立平洲記念館の名誉館長に就任。平成27年(2015)、美しい日本人の心の情報発信施設として、東海市芸術劇場2階に「[細井平洲・同門冬二記念]嚶鳴広場」がオープン、同広場の顧問に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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竹城 俊之介
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