出版社内容情報
中島岳志[ナカジマタケシ]
著・文・その他
内容説明
It’s automatic!?誰かのためになる瞬間は、いつも偶然に、未来からやってくる。自己責任論も「共感」一辺倒もさようなら。利他論の決定版。
目次
第1章 業の力―It’s automatic(落語「文七元結」;古今亭志ん朝と立川談志の解釈 ほか)
第2章 やって来る―与格の構造(ヒンディー語の与格構文;言葉はどこからやって来るのか? ほか)
第3章 受け取ること(利他と利己のパラドクス;ありがたくない「利他」 ほか)
第4章 偶然と運命(イラク人質事件と自己責任論;タイの洞窟遭難事故 ほか)
著者等紹介
中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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