内容説明
「無宗教です」は通じない!無政府状態は始まっている!?あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか?日本の問題がすべてここに凝縮していた…。
目次
特集1 ぼくらの宗教(街場の宗教論(序)―150年の怨讐の彼方から蘇る「動く宗教性」(内田樹))
特集2 みんなのアナキズム(周防大島の断水は「非常時」ではなかった!?(ミシマ社編集部)
はじめてのアナキズム(松村圭一郎)
2ページまんがちゃぶ台(藤岡拓太郎)
田舎のパン屋が語る政治の話(タルマーリー;渡邉格)
森の案内人、「糺の森」の言霊に迫る!(三浦豊)
花をたむける(石井美保)
ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART4(榎本俊二)
ブックレビュー『それしかないわけないでしょう』
物理学者は“神”を見る(最相葉月×三田一郎)
縁食論(4)―食を聴く(藤原辰史)
こみゅにてぃわ(中村明珍)
地域力という生命線(内田健太郎)
今治からの小さな革命(白川密成×岡田武史)
「無宗教です」が通じない時代(釈徹宗)
聴し合う神々(森田真生)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
28
ハッキリとこう書いてます。「もう、この国の政治は地に落ちてしまった。これが一生活者としての偽らざる実感である。」そんなこんなで今回は政治と宗教の特集の二本立てです。最相葉月さんと物理学者との真剣勝負の対談は迫力ありました、宇宙飛行士も神の道に仕える人が多いですよね。我々とは見える物、追い求める物が違うのでしょうね。あえて結論を避けているのが良いです。最相葉月さんの突っ込みが鋭すぎました。よく勉強されてますね。さて、嘘と証拠隠滅と捏造がまかり通る日本にしたのは誰なんだ。さっさと豚箱に入ってもらいたいです。2019/11/24
アセロラ
9
すみません、私にはよくわからず、所々飛ばし読みしてしまいました。岡田武史さんの話は興味深く読みました。2020/04/06
二瓶くん
4
今の時代、もう政府の存在はない。私たちの代表としての政府が小さく?ないに等しいものになった現代における私たちの主体性を問う。それもアナキズムという言葉で。想像より優しい言葉なのだと思った。一方神仏習合の時代になりつつある宗教もテーマとして語られる。従来の寺のようなコミュニティの中間的共同体が生まれる前夜。日本人は宗教から遠いと思われるが、行動や観光という意味での宗教への信仰は従来からある。クリープハイプ尾崎さんの切実なバンドの話、滝口悠生さんの小説が面白い。選挙と競馬、念仏と宗教が掛かっている。2024/08/07
luckyair
3
欧米と比べて日本人は宗教に関心のない人や知識のない人がとても多い。だからといって、日本人が宗教に縁遠いということはなく、例えば初詣には9000万人が参拝する。LGBTやマイノリティーの問題に自分は関係ないと言えないのと同じように、これからの時代どんな人であっても宗教的バックグラウンドを知っておくことは必須だと思った。また、周防大島で40日間も断水したということは全く知らなかった。政府が全く機能しなかったわけだが、コロナ対応の動きを見てもよくわかる。政府は口を出さず地方自治を支援する立場になるべき。★★★2020/12/20
夏みかん
3
テーマが「宗教」だったのであんまり興味ないなあ、と思いつつ読み始めたんだけど、相変わらず読み飛ばす記事のない内容の濃さでとても良かった。岡田監督の対談が特に良かった。人生経験が豊富な方のお話はとてもタメになる。第二テーマの「アナキズム」も「なるほどな」と思える内容だった。2020/10/20