内容説明
久松農園のオーナー、久松達央は年間100品目以上もの有機野菜をたくましく滋味深く育てることにこだわり、露地栽培する理論派の農業人。久松がもっとも信頼する発想の料理人、横田渉は毎月、久松農園に通い、その日その瞬間に出会った採れたての野菜と向き合い、畑から得たインスピレーションを一皿の創作料理に込めている。久松農園を舞台に2人が求め続ける「農業と食の理想の原点」を追った1年間の記録。
目次
1 Spot and Table
2 晩秋
3 冬
4 春
5 夏
6 秋
著者等紹介
角田奈穂子[ツノダナオコ]
1963年、宮城県生まれ。東北学院大学経済学部卒業。「ピエ・ブックス」「縄文社」を経て、1992年、フリーライター・エディターに。『AERA』『オレンジページ』をはじめ、多数の雑誌・新聞・書籍の執筆・編集に携わる。2015年、企画編集・出版・PRを手がける「株式会社フィルモアイースト」設立
久松達央[ヒサマツタツオウ]
1970年、茨城県生まれ。1994年、慶應義塾大学経済学部卒業後、「帝人」入社。工業用繊維の輸出営業に従事。「帝人」退社後、農業研修を経て、1999年、「久松農園」を設立。現在は7名のスタッフと年間100品目以上の有機野菜を栽培し、契約消費者と飲食店に直接販売
横田渉[ヨコタワタル]
1980年、岡山県生まれ。調理師専門学校卒業後、渡仏。帰国後、「Narisawa」に5年間勤務。2007年、渡米し、ナパバレー、サンフランシスコなどの飲食店勤務を通じて生産現場と料理の距離が近い「カリフォルニア・キュイジーヌ」を学ぶ。現在は「food&design CONVEY」を料理家・松木絵美奈と運営。フードコンサルティング、イベントの料理制作、プライベートシェフ等で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。