目次
崩壊感覚について
1(思想詩人としての大江満雄;遡行者の孤独―金井直詩集『未了の花』を読む;“逃走”のエチカ―暮尾淳試論)
2(“精神=生理の変換式”の探究者―『幼年期』で見る島尾敏雄;憑依者たちの交響世界―比嘉辰夫論・覚え書;島比呂志の修羅)
3(存在の凹みで―坂上清詩集評;はるかなる生還―『吉川仁詩集』に寄せて;存在することの重みに耐えて―『石黒忠詩集』瞥見;辻五郎とは誰か―詩集『辻五郎の詩』をめぐって)
遠い声がする―山本耕太郎詩篇評
著者等紹介
渋谷直人[シブヤナオト]
1926年生まれ。早稲田大学教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。