内容説明
今日もまた、人が殺された―。新宿・歌舞伎町での中国人犯罪者の抗争、「蛇頭」による偽装残留孤児ビジネス、乱暴な手口のピッキング強盗、パスポート・クレジットカードの偽造…。気鋭のジャーナリストが日本社会に警鐘を鳴らす、在日中国人マフィアの犯罪の裏側を暴きだす、戦慄のリポート。
目次
第1章 在日中国人の棲む街(歌舞伎町に集結する中国人;ホステス襲撃事件 ほか)
第2章 中国残留孤児偽家族(妊婦殺人;蛇頭ビジネス ほか)
第3章 入国管理局VS.不法入国者(密航サバイバル;ピッキング窃盗団 ほか)
第4章 結託する日中黒社会(偽造パスポート;国境に開けられる「穴」 ほか)
著者等紹介
富坂聡[トミサカサトシ]
1964年、愛知県生まれ。北京大学中文系に留学したのち、豊富な人脈を活かした中国のインサイドリポートを続ける。現在、「週刊文春」記者。著書に『龍の伝人たち』(小学館刊、小学館ノンフィクション大賞優秀作受賞)など
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