アカデミック・ハラスメントの解決―大学の常識を問い直す

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アカデミック・ハラスメントの解決―大学の常識を問い直す

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909281005
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C0037

内容説明

理不尽な叱責や差別的発言、ネグレクト、長時間の実験の強要、不適切なオーサーシップによる研究成果の横奪…。学問ごとの慣習の違いを見極め、キャンパス内の諸問題を解決へと導く広島大学ハラスメント相談室の先進的取り組みを公開!

目次

第1章 アカデミック・ハラスメントとは何か(言葉の整理―キャンパス・ハラスメント、パワー・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント;アカデミック・ハラスメントの世界 ほか)
第2章 相談員は見た!知られざる学問研究の世界(学問分野のサブカルチャーとアカデミック・ハラスメント;理系のアカデミック・ハラスメント ほか)
第3章 アカデミック・ハラスメントへの対応(ハラスメント相談員の役割;解決までのステップ1「助言・情報提供」 ほか)
第4章 ハラスメントをなくすために大学が取り組むべきこと(大学という組織固有の難しさ;ハラスメントが起きにくい「体質」をつくる ほか)
アカデミック・ハラスメントに関する資料

著者等紹介

北仲千里[キタナカチサト]
1998年、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。1997年ごろより「キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワーク」設立にかかわる。2007年から広島大学ハラスメント相談室准教授。NPO法人全国女性シェルターネット共同代表。NPO法人性暴力被害者サポートひろしま代表理事を務める

横山美栄子[ヨコヤマミエコ]
1992年、お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得後退学。2004年から広島大学ハラスメント相談室教授、2005年から同相談室室長。NPO法人福岡ジェンダー研究所理事、NPO法人アジア女性センター理事、広島県情報公開・個人情報保護審査会委員、広島市ハラスメント対策委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はなびや

4
セクハラ以外のハラスメント解決が難しい。というのか、どのハラスメントも受けたくはない。密室、師匠と弟子という中では解決は難しい。2022/05/26

ena

4
アカハラ被害者で苦労した(している)ので読んだ。/タイトルに解決とあるが、アカハラとは何かっていう話の方が詳しく書かれているような。理系、文系、医学系、教師間、様々な場・パターンがありうる。多様な具体例を読むと苦しくなる(特に、自分が悪いんじゃないかって思ってしまうところ)。完璧な解決はないんだとは思う。/うちの機関は、穏便にすませるよう配慮はしてくれたが、当事者間の隔離をしてくれず、事件後も向こうから何度も接触され、報復が怖かった(今も怖い)。今もその人は処分されず、声は出してないが被害者もまだいる。2018/03/02

ねこぽん

2
本書の著者は広島大学の教授、准教授です。2021年度の日本教育心理学会でのお二人の発表を拝聴しました。本書ではアカデミックハラスメントについて専門家の観点から解説されています。その内容は良いものだと思います。しかし、日本全体ではハラスメントについて相談できるような環境が実現されていません。それどころか、世の大学では組織ぐるみでハラスメント加害者を庇う場合が少なくありません。この点については厚労省、文科省にも相当の責任があると感じており、加速度的に対策を推進すべきであると考えております。2021/08/31

ゼラニウム/フウロソウ科

1
図書館にない2023/08/20

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