内容説明
食品表示もなく9割の日本人が知らないゲノム編集食品。日本人は実験台!いつの間にか市場に流通しているのに、食品表示の義務がなく、流通していることすら知らされない日本の実態。「ゲノム編集は品種改良と同じ」のうそと隠されたゲノム編集食品のリスク!
目次
第1部 なぜゲノム編集食品はこわいのか(ゲノム編集トマトが美味しくない理由、魚の体が弱い理由;開発は進み、市場で嫌われる ほか)
第2部 骨抜きにされた食の安全基準(遺伝子操作から50年で何が分かったか;遺伝子操作食品30年の歴史から見えてきたこと ほか)
第3部 フードテックという名の企業の食料支配(農薬企業がなぜ種子にこだわるのか;開発企業の罪と罰 ほか)
第4部 作られた食料危機と動き出した市民(地球環境の最大の破壊者がいう「地球に優しい」取り組み;欠陥だらけの技術 ほか)
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1970年、早稲田大学理工学部卒、『技術と人間』誌編集者を経て、現在、ジャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室代表、日本消費者連盟顧問、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロア
12
遺伝子組換えの表示があると売れないという経験を踏まえ、ゲノム編集の表示は最初から付けないことにしました!(政府)というわけで、ゲノム編集されたトマトや魚が普通に売られてるのって世界で日本だけなの知らなかったよ…日本人の反応を世界は様子見中らしいですwうちの近所のスーパーでもゲノム編集された真鯛がしれっと販売されてます。しかも、健康に良い!みたいな雰囲気で。事情を知らない人は買っちゃうよね。CRISPR-Cas9の「狙ったDNAだけ切断できる」って話も全然違った。ピンポイントで改変できて優秀とか嘘だった…2025/08/02