内容説明
すでに世界政府への段取りは済んでいる!?オーウェルが警鐘を鳴らした全体主義国家が、地球規模で静かに生まれつつある。性欲まで管理される恐怖社会はすぐそこに。「階級社会は貧困と無知の上に成り立つ」とオーウェルは喝破した。自作自演の事件で恐怖を与え、不安を利用して民衆をコントロールするのは常套手段。政府とマスコミの巧妙な洗脳に騙されるな。世界政府の超管理社会を完成させないための必須サバイバルガイド。
目次
第1部 我々はビッグ・ブラザーに監視されている!―オーウェルが描いた恐ろしき未来(日本は報道規制の行き届いた自由なき先進国!;左傾化するアメリカ「我々はすっかり社会主義者」;資本主義の消耗を待つフェビアン主義(漸進的社会主義) ほか)
第2部 通貨統一、地域統合そして世界政府のワンワールドへ―操られた近現代史(3分割統治された地球(1)“オセアニア”の中心国、アメリカ
アメリカを陰から支配するのはイギリスと、オーウェルも示唆
3分割統治された地球(2)“ユーラシア”の中心国、共産ソ連 ほか)
第3部 すでに世界政府への段取りは済んでいる!?―これからの日本、アメリカ、中国と世界の動向(経済危機と二酸化炭素の問題;リスボン条約の不備がやがて大きな災いとなるか;オバマのノーベル平和賞の茶番劇 ほか)
著者等紹介
菊川征司[キクカワセイジ]
富山県生まれ。在米生活30年余(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Honey
4
ジョージ・オーウェルの未来寓話『1984』を引き合いに出しながら、19世紀から現在に至る国際金融勢力の世界支配に向けた長期戦略を解説しています。 この本で、ようやくロスチャイルドとロックフェラーの関係がおおまかにですが、理解できてきた気がします。 彼らの計画も、このところ番狂わせが多くなってきているような気もしますし、今の世界の混乱した情勢を見ると、いよいよ日本が、日本古来の伝統的精神を以て、世界のリーダーシップをとらねば…なんて思えてきます。 反日日本人など、国内に問題山積ではあれど…2016/04/23
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- 和書
- 松浦党研究 〈No.7〉