内容説明
生きていることの幸せ。それは死を見据えた向こうにしか存在しない境地。人生最期の日に幸せのヒントがある。
目次
第1章 生き切る(ガッツポーズ;すごい人の子ども ほか)
第2章 許す心(3つの行 5つの言葉;花より団子)
第3章 生き切る人を送る(困るのは誰ですか?;汗と涙 ほか)
第4章 生き切るために覚悟する(薄れゆく意識の中で;安堵の眠り)
第5章 ただ在るだけで(一瞬の永遠)
著者等紹介
船戸崇史[フナトタカシ]
1959年岐阜県生まれ。愛知医科大学医学部卒業後、岐阜大学第一外科に入局。数々の病院で消化器腫瘍外科を専門に。1994年岐阜県養老町に船戸クリニックを開業。2018年、日本初の「がん予防滞在型リトリート リボーン洞戸」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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spatz
12
自らもがんサバイバーである船戸医師、二千人を看取った経験から。 体験談から選ばれた、伝えたいこと。 いつか誰しもが迎える死。 コロナ禍もあり、日々死者の数がニュースで数えられる時代。 死はこれまでになく身近なはずなのに、死を考えることなく生きる自分。 看取りの場面はさまざまで、その人の生き様、築いてきた人間関係も残酷なほど如実にあらわれる。今を大切に、生き切ること。 頭でわかっているようなつもりでいても、現実は難しい。 しんどいけれど、読んでよかった。 #NetGalleyJP2022/09/19
ぴろぴろりん
2
今年は限りある人生を考える1年だった。あらゆる方々の生きざまに、考えさせられる一冊だった。誰しもいずれか死が訪れる。死と隣り合わせになった時、自分はどうするだろう。父は死の間際、私にひと言「ありがとう」と言ってくれた。父のあの言葉が今でも忘れられない。限りあるからこそ、どう生きるか自分であらゆる事を取捨選択し、生きていくんだな。生死をさまよう病気ではなかったが、脳が時には麻痺してしまう痛みと半年付き合い、手術を終えた時、病室で一人色々な事を考えた。生きていくとは…と。2025/12/29
うどん
0
医師はこんなにも人間的なのか。一般人である私は死に怯え、逃げられないものと考えているため、医師を神の様に感じていたが、同じように恐怖も閉塞感も感じていたとは。また、死のイメージを大きく変えてくれた。確かに辛いもの忌むべきものではあるが、それは一つの側面であって、周りに何を残すか、周りがどう受け止めるかで大きく意義が違ってくる。船戸先生が綴る一つ一つの奇跡は涙なしには読めなかった。2023/05/14
神谷孝信
0
感動的な現実の数々を知り、生きる勇気を得ないといけないと思う書。52022/07/16
Remi
0
第一章「生き切る」の最初のお話が良かった。 最期をガッツポーズで終えた人のお話だ。 私もそんなふうに最期を終えたいと強く思った。2022/06/26




