内容説明
世界各地に存在する王墓と装飾墓を俯瞰的に比較し、列島の古墳時代における王権の実態も視野に入れ、埋葬法の変遷過程の詳細な分析からその歴史的意義に迫る。巻末にはフルカラーの写真と共に100頁に及ぶ装飾古墳データベースを収録。
目次
第1部 世界篇(歴史認識のための方法;理論化のための作業仮説;埋葬法の歴史理論;埋葬法変遷の比較研究;小結 埋葬法変遷と社会の論理)
第2部 日本篇(古墳文化と王権論;理論化のための考古学的実践;日本列島の王権形成;極東文明)
第3部 装飾墓篇(考古学と空間情報科学―協調の可能性と将来展望;装飾古墳の新研究;装飾古墳・装飾墓の比較研究;総括―歴史認識における構造と科学)
著者等紹介
河野一隆[カワノカズタカ]
1966年福岡県柳川市出身。1989年京都大学文学部卒業。1992年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2020年博士(文学、奈良大学)。現在、独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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