西周と「哲学」の誕生

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西周と「哲学」の誕生

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  • サイズ B6変判/ページ数 114p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784909237415
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0010

内容説明

徳川慶喜のブレーンにして明治政府の高級官僚。翻訳論、日本語論、軍事論。知の百面相・西周初の入門書。

目次

第1章 西周と「哲学」の舞台裏(西周と津和野;百面相としての西周;翻訳者として ほか)
第2章 新しい「日本語」を求めて(日本語論者としての顔;国語・国字論争;音への着目 ほか)
第3章 秩序の生成へ(官僚か、思想家か;学者職分論争;職務への不満と役割分担 ほか)

著者等紹介

石井雅巳[イシイマサミ]
1990年生まれ。島根県津和野町役場町長付(地域おこし協力隊)を経て、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程在籍。専門は哲学(レヴィナス、西周)。NPO法人bootopia副代表理事。共訳書にグレアム・ハーマン『四方対象』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

10
西周は「哲学」を始め、概念、主観、など、西洋の考え方を翻訳するための用語を考案したことで知られる。その西周が日本語をローマ字表記にしようと提案したことがあった、また、悪名高い「軍人勅諭」を草稿したことでも知られる。そんな多様な面、一見矛盾する足跡を残している西周に貫かれている信念、思想を解明しようとしている。フランス哲学が専門の著者が、西周を研究するきっかけは、西周の出身地である島根県津和野町に「地域おこし協力隊」で2年間赴任したこと。西周に傾倒し、西周の魅力に惹かれて研究を進めた熱意が伝わってくる。2019/12/07

うえ

9
島根の津和野出身である西周を扱っている。著者は町役場の西周顕彰事業担当として2018年夏まで勤務し、各地での講義をまとめたもの。「哲学」という訳語が出来るまでの変遷と西の思索を追っている。「希を取って「哲学」と訳す…ここから、「愛する」という要素を理解した上で、それを意図的に薄めようとしていることは明白…アリストテレス以降の哲学において「愛する」という要素が既に薄れているという当時としては類を見ない卓抜な哲学史解釈を有していた」。ちなみに津和野町を色々と案内している小さなビラが本に挟まれている。2022/02/17

センケイ (線形)

6
単に西周がわかるというだけでなく、考え方も早速参考になる。自由を許しつつも法から秩序が生まれるという見方。既存の理屈と比較しながらも違うと明確に分かる、外来語への漢字の当て方。法と慣習や道徳、あるいは言語間の直訳の限界など、こんにちでもよく議論される話題の数々について、その問題にどう対処すべきかを教わった思いだ。恥ずかしながら西周のことをほとんど知らずに読み始めたのだけど、中立的な見方で彼の多様な側面を追うことができ、かえってよかったかもしれないと思う。2020/01/30

keepfine

3
明治新政府により近代的な国家と軍隊が整備される只中、西南戦争を通じて軍規の確立が課題とされた。西周は軍人勅諭の草稿作成に関与し、「徳行よりも節制(制度や法)により軍隊の秩序を維持するべし」とした。しかし当時は日露戦争や台湾出兵といった帝国主義の時代。西周の思想は先進的過ぎて理解を得られず捨象された。研究の傍ら行政官僚でもあった西周だが、その葛藤と格闘から、単なる歯車的な官僚(=アイヒマン)ではない姿を描き出されている。2020/01/05

志村真幸

2
 著者はレヴィナスを専門とする大学院生。西周の出身地である津和野の町長付地域おこし協力隊として働いたことから、こうした本が誕生したらしい。  西についての再評価を試みた入門書だ。彼の生み出した訳語である「哲学」や、ローマ字運動などを、明治期の新しい日本語の創成という文脈から、総合的に捉え直そうとしている。  おもしろい視点だとは思うが、もう少し詰めた議論が必要なのかなと感じた。全体にまだ考察の甘さが見える。 2020/03/04

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