筆録 日常対話―私と同性を愛する母と

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筆録 日常対話―私と同性を愛する母と

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909125309
  • Cコード C0098

内容説明

これは私の母の物語。古いしきたりの残る農村に生まれた母は、伝統的なものから外れた女性でした。母が女の人を好きだということに気がついたのは、私が七歳の頃。そして今「おばあちゃんは男なの?女なの?」という七歳になった姪っこの問いに説明できない自分がいました。映画『日常対話』の監督が、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだもうひとつのセルフ・ドキュメンタリー。小学校すら卒業できなかった不遇の子供時代。さらに著者が誰にも明かせないでいた、かつて父親から受けたある虐待の記憶は、いつしかかたちを変え、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。そんな母親と向き合い、関係を修復するために作られた一冊。

目次

第1章 同性を愛する私の母・阿女
第2章 不在の父・阿源
第3章 私の妹・阿娟
第4章 同性を愛する母と女性たち
第5章 記憶の中の家
第6章 私と私自身のこと・阿偵

著者等紹介

黄惠偵[ホアンフイチェン]
6歳から母親と一緒に葬式陣頭のパフォーマーになり、10歳で小学校を中途退学。20歳の時に社会活動に従事しながらドキュメンタリー映画製作を学び始める。台北市ドキュメンタリー映画製作者組合の秘書室長を経て、現在は独立映像制作者であると同時に、中年に足を踏み入れた地方在住の一児の母。完成までに18年を費やした長編ドキュメンタリー映画『日常対話』(2016)は、2016年の金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされ、2017年にはベルリン国際映画祭テディ賞、台北映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を獲得するなど、台湾内外のさまざまな映画祭で大きな反響と共感を呼ぶ

小島あつ子[コジマアツコ]
隣国台湾への興味と台湾映画好きが高じて、2015年に日本未公開・権利切れ映画の自主上映を行う台湾映画同好会を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Kesera

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父は酒と賭け事に金を使い、家族には暴力をふるい、金を無心するときだけ帰ってくる。母はその暴力にただ耐え、耐えきれなくなると自分と妹にキレる。学校には3年間しか通えず、友だちもできなかったが、惚れっぽい母の恋人たちや仕事仲間など、周囲のお姉さんおばさんが守護者となってくれた。それでも実の親とのわだかまりが消えるはずもない。複雑な生い立ちを振り返り、自己を取り戻すために、この自伝は必要だったのだろう。これを読む他者は、似た環境で苦しむ子どもたちの存在に目を向ける機会を与えてくれたのではないかと思う。2025/04/03

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