内容説明
悠久の歴史を持ち、精緻で多彩な中華の飲食文化は、世界でも高い名声を得ている。本書は書籍に残された話や言い伝えに沿って、名料理の生まれたきっかけ、材料、歴史背景などを紹介、中国伝統の飲食文化の魅力を伝える。
目次
第1章 名菜「東西南北名菜千秋」中国各地の名物料理とその逸話(徐珂と「八大料理」;鄭板橋と「〓坊朝天鍋」 ほか)
第2章 食材「七滋八味食材為先」多彩な味作りは食材選びから(李蓮英と「猪〓」;始皇帝と「泡菜」 ほか)
第3章 小吃「官礼嘉湖小吃應時」軽食は官礼と季節に合わせて(呉曾と「点心」;東方朔と「元宵」 ほか)
第4章 酒茶「品味飲趣酒茶莫属」飲む楽しみは酒と茶にあり(杜康と「酒文化」;李白と「黄酒」 ほか)
第5章 雑録「勝友高朋雑薈見長」優れた友らの食文化への貢献(阮元と「満漢全席」;譚宗浚と「高湯」 ほか)
著者等紹介
金新[キンシン]
中学高級教師、作家。杭州師範大学『語文新圃』の執行主編を務め、文化・教育関連書籍を数十冊出版。数十の雑誌にて発表した文章は、千編を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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