出版社内容情報
1970年の大阪万博は、かつてない規模で開催され、世界中から注目されました。
当時の最先端技術がつかわれ、いま見てもおどろくようなアイデアにあふれるこのイベントは、どのようなものだったのでしょうか?
国中が熱狂し、世界中が注目したEXPO’70について、子どもにわかるやすく、多数のイラストで解説しました。
内容説明
1970年の大阪万博は、かつてない規模で開催され、世界中から注目されました。当時の最先端技術がつかわれ、いま見てもおどろくようなアイデアにあふれるこのイベントは、どのようなものだったのでしょうか?
著者等紹介
藤川智子[フジカワトモコ]
大阪生まれ。『むしゃむしゃ武者』で第24回講談社絵本新人賞を受賞
白井達郎[シライタツオ]
1954年生まれ。小学6年生のときに万博に興味を持つ。1970年の大阪万博では会場内レストランでアルバイトをしながら資料やグッズを集めた。2002年、兵庫県に現存していたウルグアイパビリオンをもらいうけ、自宅に移設して万博ミュージアムを開館。現在も万博関連企画展や講演会など、活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
145
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)には全く興味は湧きませんが、大阪万博1970には興味があるので読みました。当時は、熱狂的に受入れられ、かなり画期的な万博だったようです。しかし50年以上経っても、未だリニアモーターカーが実走していないのが、寂しい限りです。 https://www.holp-pub.co.jp/book/b644063.html 2024/04/30
ばう
57
絵本。一度行った記憶が。小さかったからよく覚えてないけれど人がとっても多かった事、動く歩道に乗った事、(多分)三菱未来館でコンピュータ画面にタッチペンで何かして(?)とても楽しかった事は覚えてます。あまりの人の多さにメジャーな所は全く行けずギリシャ館とスイス館に行ったことは覚えてる(人が少なくて涼しくて快適だった)。日本の企業のパビリオンはこぞって未来の日本の様子を展示していたけれど50年後の今、実現した事もしなかった事も。でも本当に楽しい思い出。タイムスリップできるならもう一度あの万博に行ってみたい。2024/08/27
あじ
27
日本全人口の半数が入場したと言われる、伝説の大阪万博70'。奇抜なパビリオン建築を眺め歩いただけでも、未来旅行の気分を味わえたに違いない。人種の垣根を超えた歓喜の渦は、半世紀以上経った現在に想像しても、私には鳥肌ものだ。場内を走る電気自動車、水中レストラン、見たことも聞いたこともない各国の料理…、そして総力を注ぎ込んだ展示の数々。丁寧に描かれたイラストが今に伝える【絵本、対象は中学年から】◆併読するなら「みんなの太陽の塔」タナカカツキ、平野暁臣/著、「EXPO'70グッズコレクション」KADOKAWA2024/05/13
Chiyo K.
12
前の大阪万博を紹介する絵本。まず会場を上空から俯瞰。あきれるほど広い。各パビリオンの設計がどれも奇抜で、あの太陽の塔が普通に感じられるほどだ。携帯電話やTV電話、全自動の風呂やロボットなど実験的な技術を体験できた。その多くは現代実用化されていることだろう。泡が出る通路、電気を放つショーなど意図不明なものもある。その分斬新だったということか。大規模なイベントを運営するのに多大な知恵と労力が注入されたことがわかる。今年の万博にもあまり興味ないが、意義のあることをしようと意気込む人たちがいることは記憶したい。2025/01/15
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
12
見に行った🎵当時小学1年生。覚えているのは物凄い人混みと、一緒に行った祖母が迷子になり、両親が大慌てしていた事くらい。あと土産に『太陽の塔』の貯金箱(いまだに使ってます)とぬり絵を買って貰った事。 何だかんだ言って、この頃はまだ明るい未来を信じてたんだなぁ。当時の人が羨ましい🎵 2024/07/31