内容説明
自傷・他害・パニックに悩まされる発達障害者と周りの人々。なんとか手を打ちたい!…落ち着くまで見守るだけ、では何も解決しないから。虐待してはいけない!…でも支援者側が傷ついてもいけない。“パニックを起こさない身体を育てる方法”“誰も傷つかない対応法”を同時に提言!!「自傷・他害・パニック」対応の決定版!!
目次
第1章 そもそも、自傷・他害は防ぐべきものなのか?(いつまでもアリバイ的支援でいいのか?;自傷・他害は防ぐべきか?元刑事としてこう考える;自傷・他害は防ぐべきか?父として、介護士として、武道家としてこう考える)
第2章 誰も傷つけない身体づくり―自傷・他害・パニックを起こさない身体を育てる(どんな提言をしてきたか;水収支と自傷・他害・パニック予防;排泄と自傷・他害・パニック予防 ほか)
第3章 誰も傷つけず、誰も傷つかない身体の使い方を覚える―護道介助法“実践編”(使わないための護道;背中から抱きかかえるのが最終形態;逃げるが勝ちの場面もある ほか)
著者等紹介
廣木道心[ヒロキドウシン]
武道家。介護士。国際護道連盟宗家。自閉症の息子の育児と、介護士としての経験から、パニックを起こした本人も支援者もお互いに傷つかないための介助法を開発。インクルージョンな環境の実現を目指して活動している
栗本啓司[クリモトケイジ]
からだ指導室あんじん主宰。障害児・者の体育指導に携わる。中学校・高等学校教諭一種免許(保健体育)取得。順天堂大学体育学部体育学科(現スポーツ科学部)卒業後、障害児の体操教室などに携わる。現在は発達障害児・者の身体を整えることによる発達援助を全国に広めている
榎本澄雄[エノモトスミオ]
(株)kibi代表取締役。元警視庁警部補。警視庁麻布署在籍当時知能犯担当刑事として自閉症者を被疑者とする事件を担当し、退職後は特別支援教育の現場に身を置いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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