内容説明
言葉の達人が教える、思考力を育てる81の言葉。新作30編収録。朝日小学生新聞好評連載!文章上達のヒントがあると、全国の小学生と保護者が大絶賛。
目次
第1章 意志を創る言葉たち(日本より頭の中のほうが広いでしょう;動けば、叶う;あなたは言葉でできている ほか)
第2章 学ぶ力を高める言葉たち(妙手;問題を全部写せ;この人は、ひたすら木を植え続けていた ほか)
第3章 心を育む言葉たち(平気で生きる;謙虚さを学ぶように弱さを授かった;人のいのちも、ものも、両手でいただきなさい ほか)
著者等紹介
ひきたよしあき[ヒキタヨシアキ]
1960年兵庫県西宮市生まれ。早稲田大学法学部卒業。博報堂クリエイティブプロデューサー、スピーチライター。学生時代から第8次「早稲田文学」学生編集委員、NHK「クイズ面白ゼミナール」のクイズ制作などで活躍。84年(株)博報堂入社。クリエイティブディレクターとして数々のCM作品を手がける。また、明治大学はじめ多くの大学で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
13
図書館本。初読作家さん。レビュー見て。朝日小学生新聞に掲載されていたらしい。子供向けの格言集のようだが、優しく語りかける文章が押しつけがましくなくてよい。「少し嫌なことを期限付きで始める」新渡戸稲造の言葉だそうだが、やってみようかな。「100歳で神品を」北斎のように私も100歳まで勉強だ、まだ諦めるのは早い。「きみはいつ大人になったんだろう」思春期の子どもを持つ親としてこれはズシンと効いた。少しずつ子供らしさが剥がれていく息子たちが頼もしくも寂しい親心に響く。「要するに大したことじゃない」の境地は遠い。2018/12/18
tobihaze
7
朝日小学生新聞(週刊)に掲載されたコラムをまとめたもの。大事な一行の言葉と、その言葉とともに伝えたいメッセージが書いてあり、この一行を机に貼ってやってみて、お手紙ください、必ず返事を書くからね、という形式で続きます。「ゆっくり前へ」という言葉やこのコラムの形式自体がそうであるように、いい言葉に出会ったら、毎日もっとじっくり向き合うべきなのだと、それが足りなかったのだと、すごく納得しました。向き合ってから自分で文章にするところでまた深まるのだと思います。子どもとともにじっくり向き合いたい言葉がいっぱいです。2019/08/22
けいちゃん
3
「明日は味方」「何をどれだけやるか」「カンカラコモデケア」「少しいやなことを期限つきで始める」「けれども、ぼくはいつまでも君をわすれまい」「コラム整理整頓の大切さ」、心に留めておきたい。2020/08/04
たこやきまんとまん
3
朝日小学生新聞に掲載されていたコラム。タイトル通り、気になる記事は切り抜いて机の前に貼っていました。今はこの本を机に忍ばせて、煮詰まった時にパッと開いたところを読む使い方をしています。たまたま開いたところが「自分が宝物」というタイトルだったのですがこれが不思議とその時もっていたモヤモヤした気持ちにフィットしたのです。「思考力を育てる81の言葉」帯に書かれている通り気持ちや思いを整理するのにピッタリ。そう感じた本です。子供の頃に出会っていたら自問自答のヒントになってココロ豊かに育つだろうな2017/07/26
TIN
1
教師として、もうすぐ母親になる者として、一人の人間として、生きていく上で大切にしたい、子どもたちに伝えたい光る言葉の数々と出会えた2019/03/12
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- 和書
- 潤一郎ごのみ