本が生まれるいちばん側で

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784909044648
  • NDC分類 023.1
  • Cコード C0095

内容説明

本をつくる人が増えれば、きっと読む人も増える。そう信じて、個人の本づくりに伴走し続け、「ZINEの聖地」と呼ばれた印刷会社が長野にある。1冊の本ができあがるまでにどんなドラマがあったのか。印刷所にしか語れない「本」のこと。表紙がダンボールでできた写真集、個人で1万部以上売っている短歌集、大学生がつくった40ページの初めてのZINE、etc…。空前のZINEブームの中心に、この印刷会社がある―。あの本もこの本も、藤原印刷だったんだ!

目次

第1章 本をつくるって最高だ!(「売れそう」より「自分が楽しい」を優先した本;「注文住宅的」なおもしろさ ほか)
第2章 人が本をつくる理由(本づくりはどうやって始まるのか?;1 記録「自分を、いまを、残したい」 ほか)
第3章 「できない」のない本づくりを実現するために(「本をつくるなら藤原印刷」と言われるまで;兄貴と一緒にはたらきたい ほか)
第4章 「本をつくりたい」と思ったときに考えること(本をつくるために決めること7つ;思いつき、から、着手まで ほか)

著者等紹介

田中裕子[タナカユウコ]
鹿児島県生まれ。ダイヤモンド社の編集職を経て独立し、2015年よりライターズカンパニーbatons所属となる。ブックライターとして多くのベストセラーを手掛けるほか、ウェブや雑誌等でインタビュー記事執筆、エッセイの寄稿など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

70
以前なにかで藤原印刷の名前を知り、ユニークな本づくりをする会社という認識はあった。本書は、本づくりを目指す人にとっての、藤原印刷流の見本帳とも言うべき本で、紙の本を作る上での、用紙・インキ・製本・字体etc.の要素が、これまで同社で出版した多くの本について、著者・制作者の意図をくみ取って丁寧に解説され、それらの一部は実例として示されている。さらには、制作費や営業の仕方までのノウハウが詰め込まれていて、本づくりに興味を持つ人は制作意欲を刺激されること間違いなし。さて残りで必要なのは、読まれるに足る内容かな?2025/12/24

けんとまん1007

65
長野県松本市にある藤原印刷さん。こんな印刷会社があるんだ!と、驚き。確かに、本ができるまでの工程で、印刷会社が表にでることは稀(?)のように思う。しかし、印刷という工程が無いことには、本にならないのだと再認識。16とう数字の意味もなるほどと思う。作りたいという人の思いを形にする、まさしくクラフトマンシップ。松本市にあるので、行ってみたいと思う。2025/12/22

ぼっちゃん

48
”印刷所にしか語れない「本」のこと”の帯が気になり手に取った。つくるよろこびを伝えたいために、自分で内容、デザイン、仕様などぜんぶ自分で決めて本を作りたい人の伴走者になって作った本の話であった。この印刷会社は著者兄弟の祖母がはじめられたそうだが、同じ文字だが、生々しい熱量を載せたいと”心で刷る”という意味で「心刷」というのを大事にされているが、それが伝わる本づくりだった。2025/11/09

はっせー

43
本書は、ZINEの聖地と呼ばれる印刷会社である藤原印刷に、インタビューした内容をまとめたもの!ひとり出版社や古本屋などといった本にまつわる職業のお話もありますが、印刷会社のお話は、初めて聞いた!本書のイメージを伝えると「想いを拾う」ではないかなと思う!活版印刷の工程の1つに活字を拾う作業がある。藤原印刷は依頼者と一緒にどんな紙にするか・予算はどのくらいあるか・どんなインクにするかなどを1つ1つ確認しながら進めていく。これって依頼者の想いを活字を拾うように1つ1つ拾っているのかなと思った😆2025/10/19

kanki

22
長野県松本市の印刷会社。本を作りたい一般の人の伴走。本を出すのが目的の自費出版とは違う。ここは、本作りの過程を味わうのも目的。装丁も含めた本自体の美しさ。2025/10/22

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