放課後ミステリクラブ〈3〉動くカメの銅像事件

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放課後ミステリクラブ〈3〉動くカメの銅像事件

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909044495
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報




ある春の日、校庭のすみにあるカメの銅像が動いていた!カメの銅像にいったい何があったのか。そして、それはだれがなぜ起こしたのか。ぜひ読者のみんなにも解き明かしてほしい。キミたちのよき推理をいのる。

内容説明

ある春の日、校庭のすみにあるカメの銅像が動いていた。カメの銅像に何があったのか。そして、それは、だれがなぜ起こしたのか。4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が動き出す!「ぼくは読者に挑戦する」名探偵辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるか―?対象:小学校中学年~(ふりがなつき)

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに

Gurin.[GURIN.]
1996年生まれ、神奈川県在住のイラストレーター。2020年よりフリーランスとして活動中。キャラクターデザインやグッズイラスト、MVのイラストなどの制作。ポップなイラストを描くのが得意(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

69
校庭の隅にあるカメの銅像が少しずつ動く。今回ミステリトリオが挑むのはそんなカメの謎。シリーズ3作目にして、一番小学生が出会いそうで解きやすそうな謎だと思う。読み手が擦れた大人で、大人のミステリ小説と同じ手法のため、細かい会話や出来事が全て綺麗に結びついてしまって、すぐ真相に気づいてしまったが、逆にだからこそ「人生初の伏線回収」をたくさんの子供たちが経験できそうだ。ミステリトリオの部室とか美鈴の運動神経とかファンタジックな部分はあるけれど、このシリーズが子供たちに支持され、続編を待たれることは素直に嬉しい。2024/03/19

花ママ

55
今まで誰も気づかなかった校庭のすみにあるカメの銅像が少しずつ動いている。誰がとうやって動かしているのか?このナゾに、ミステリトリオが動き出す。今回は、新キャラ太一君が登場して、ますますにぎやかになった。最後に載せてあるおまけも、すごく充実してました。知念さんのあとがきも、子どもにわかりやすく書かれています。夏に第4弾が出るとのこと。楽しみです。2024/03/19

かな

54
シリーズ第三弾。甲羅の直径が1.5mもあるカメの銅像が動いていたというクラスメートの言葉を受け調査を開始するミステリクラブの面々。意外な犯人(でいいのか)と結末に納得。私は私なりに一生懸命考えたのだけれど、カメの動く謎からして???というお粗末な状況に。変な事件や動機でなく、校舎内でおこる日常的なミステリで、子供はもちろん大人でもそれなりに楽しめる内容でした。そしておまけのミステリ小説の紹介もミステリに興味をもった子供達に向けた内容で良いと思いました。2024/03/18

さっちゃん

42
シリーズ第3弾。今回は校庭の隅にあるカメの銅像がひとりでに動く事件。大人は現場を見れば気付きそうだけど子どもなら気付かないかも。犯人は当たったが動機まではわからず、種明かしをされてみるとなるほどと優しい世界に納得。各所に伏線が散りばめられて、ラストの謎解きで綺麗に回収されるのは相変わらず気持ちいい。是非多くの子ども達にもこの気持ち良さを味わって欲しい。児童書で初めて本屋大賞にノミネートされ、たくさんの人に支持されているのがシリーズファンとして嬉しい。次作は今夏。今から楽しみ!2024/04/18

ゆっき

32
4年1組、美鈴・天馬・陸の「ミステリトリオ」がまたまた大活躍。カメの銅像が動く謎に挑戦。子供たちでも謎解きしやすいようなストーリー展開。面白かったです。2024/03/24

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