内容説明
父は他界、弟はダウン症、母は車いすユーザー、からのコロナ禍に生死をさまよう大手術間に祖父の葬式が挟まってついには、祖母がタイムスリップ―残された長女(作家)にすべてのタスクは託された。次々におそいかかる「もうあかんわ」なラインナップ。なのにどうしてこんなに面白い文章が出来上がってしまうのか、読んでる側はいったいなんでこんなに救われてしまうのか!?3月10日から4月15日までの岸田奈美のnoteに書かれた泣けて笑える祈りの日々。「人生はひとりで抱え込めば悲劇だが、人に語って笑わせれば喜劇だ」。放った言葉を本人の手で見事に体現した読後、拍手喝釆のエッセイです。
目次
はじめに 「もうあかんわ日記」をはじめるので、どうか笑ってやってください
オカンが高熱、わたしは気絶(もうあかんわ日記前夜1)
命を守ろうとしたあとの折り合い(もうあかんわ日記前夜2)
みんな、会えなかったひとがいる(もうあかんわ日記前夜3)
十二年ぶり、二度目の生還(もうあかんわ日記前夜4)
プリズン・ブレイクドッグ
祖父のアルゴリズム葬儀
思い、思われ、ふり、ふりかけ
他人のためにやることはぜんぶ押しつけ
何色かわからん龍の背に乗って〔ほか〕
著者等紹介
岸田奈美[キシダナミ]
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科2014年卒。在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めたのち、作家として独立。世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイバーズ。Forbes「30 UNDER 30 JAPAN 2020」「30 UNDER 30 Asia 2021」選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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