内容説明
債務超過を抱え、倒産寸前の弱小出版社だった鎌倉新書が、今後も間違いなく拡大を続けるエンディングビジネスに着目。「出版社」から「情報加工会社」への劇的なDX業態転換を果たし、終活・供養関連ポータルサイトのトップランナーへと成長。東証一部に上場、注目企業となるまでの、苦闘と決断の記録。「幸せの再生産」という経営哲学を掲げ、終活のインフラたるべく、さらなる挑戦を続ける経営者とチームの物語。
目次
1章 家業再建、そして上場。成長の裏に隠された苦悩―倒産寸前だった出版社を大変身させた原動力は何だったのか?(8000万円の借金は成長のための負荷?;大胆な業態転換を成功させた発想の原点とは? ほか)
2章 「2040年の葬儀」を考える―ビジネスとしての終活事業は、そのとき“安心”を提供できるか?(「必ずしも経済合理性を追求しない」との驚きの宣言も;変化する家族のかたち―宗教観と死生観の変遷 ほか)
3章 鎌倉新書の組織論―外部から招聘した強力な経営陣、その人事と独自戦略(外部から招聘した新社長への経営承継;大手を振って宣伝ができない業界だからこそ ほか)
4章 近代化か、破壊か?―異文化の楽天出身社長で、運営と組織はどう変わった?(「プロ経営者」がもたらしたもの;「人こそが成長の源泉」―鎌倉新書の人材論 ほか)
著者等紹介
濱畠太[ハマハタフトシ]
一般社団法人人生100年時代協議会(AGE100)・代表理事。1973年、東京生まれ。東証一部上場企業4社で、マーケティング業務(広報、PR、商品開発等含む)に18年間従事。自治体、大学、大手企業のマーケティング部門の監修や事業プロジェクトへの参加を通して、主にシニアマーケットにおいて顕在化する社会課題の解決に取り組む。2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中はにわ
Go Extreme